エントリー - nagaoka

第41回伝統鍼灸学会

京都洛西の地で第41回伝統鍼灸学会学術大会が開催され スタッフ等5人で参加してきた 総括すると、西洋医学寄りの鍼灸治療ではない 伝統医学としての鍼灸治療にフォーカスされた 学会としての魅力を感じた 北辰会の存在はこの学会 […]

頚椎後縦靭帯骨化症

頚椎後縦靭帯骨化症 手術後の後遺症に悩んでいた患者さんより 治療効果に対してお慶びの声を頂いたので掲載させていただく ■頚椎後縦靭帯骨化症、頚椎損傷 64歳 男性  七年前、スキーで滑走中に発症、四肢麻痺となり、停止出来 […]

古(いにしえ)の人

大古の人こそ、最高の知の所有者といえるのではなかろうか なぜならば、かれらは自然そのままの存在であり 彼らの意識は主客未分化の、いわば混沌状態だったと考えられるからである この混沌こそ、もっとも望ましい在り方なのではない […]

失声症への治療

鍼治療の可能性をまた患者さんを通して教えられた 20代♀ 失声症に百会に20分置鍼しはじめてから 言葉が連続して発生できるようになった まだ途切れることはあるが 数回の治療で難治性の失声症が改善し始めた 治癒を目指して患 […]

保険指導会

明日は月に一度の保険指導会 県内保険取り扱い会員から送られてくる数千枚のレセプトを 記入漏れや、入力ミス、適正な保険取り扱いがされているかを チェックし、審査済みのスタンプを押したうえで 各保検者に郵送するといった作業 […]

道枢の境地

全ての存在は「あれ」と「これ」に区分される しかしながら、あれの側からいえば、これは「あれ」であり あれは「これ」である つまり「あれ」なる概念は「これ」なる概念との対比において初めて成立し 「これ」なる概念は「あれ」な […]

荘子の斉物論

万物はすべて斉(ひと)しい この道理を明らかにすることによってのみ 人間は知の呪縛から解放され 無限の自由を勝ち取ることができる 荘子の語る≪斉物論≫は 人間不在の矛盾に対する苦渋に満ちた省察と 犀利な認識論とによって […]

外関で回復

軽い寒気がして身体がだるい 葛根湯症と考え、葛根湯を5錠2回内服し ある程度緩解したものの、脈浮滑弦は変わらない 昨夜寝る前に自分で左外関に30分置鍼した(虚側) 今朝からは完全復活 早く鍼をしとけばと今更考えるが 鍼灸 […]

腎気虚証の症例

63才♀ 主訴:頭痛・目眩・極度の疲労感で起き上がれない 現病歴:数年前回転性の眩暈発症、以降眩暈は反復する     頭痛は一時間以上体を起していられないほど酷い     極度の疲労感で起きていられない     家事は殆 […]

体とココロ

ココロが病むと身体も病んでくる 身体が病んでココロも病んでくる 鍼灸治療が素晴らしいのは 身体へのアプローチで 身体の歪を整えると ココロも楽になることを多く経験している カウンセリングをせずとも 信頼関係が築ければ 鍼 […]