パーキンソン病と鍼灸

パーキンソン病で通院中の患者様は多い

数年から10年以上診させて頂いていると

①薬が増えない

②パーキンソンによる症状が悪くならない(現状を維持又は軽減できている)

投薬だけでなく鍼灸治療よってADL(日常生活動作)QOL(生活の質)の低下がない

よって仕事を続け、趣味や旅行を楽しみながら病気と上手に付き合っている方ばかり

鍼灸治療でパーキンソン病を治すことはできないが、大きな支えになっている

先日事情があり鍼灸の通院を中止し

3年ぶりに来院されたパーキンソン病の患者様を診させて頂いた

他の通院中の方との差は大きく

①3年前より薬が増えている

②来院中にはなかった、ジスキネジア(骨格筋の不随意運動)が増悪

数回の鍼治療でジスキネジアが軽減し

尾骨の滑液包炎による大きな腫れも縮小

鍼灸の効果を実感した