院内勉強会

今夜の院内勉強会

新人M先生の刺絡、吸角の練習

冬は井穴刺絡が増える季節

発熱、咽頭痛、結膜下出血、アトピー、しもやけ、耳鳴など

指の末端からの井穴刺絡は応用範囲が広く即効性があるので急性疾患では多用する

慢性頭痛疾患では、瘀血証に対する吸角の刺絡も良く使う

最小の刺激で処置する技術を身に付けるには練習あるのみ

東山植物園

昨日は久しぶりに東山植物園にでかけ

見頃を迎えた紅葉を写真に収めた

日本庭園の周囲の燃える様なもみじが見事だった

照海の効能

陰陽のアンバランスで最も多いのは陰虚証

陰液が不足し相対的に陽気が多くなった状態

舌は紅舌、津液不足で無苔が多い

手足の火照り

口内乾燥し、進行すると盗汗(寝汗)

陰虚陽亢に至ると頭重、のぼせ、目眩など

虚側の「照海」を用いると

速やかに陰液が補われるので

口内が乾燥してバサバサしている人でも

10分ほどで津液が補われ潤い

内熱も速やかに冷めてくる

使用頻度がとても多い経穴

自分史30

開業当初の診療時間は

15:00~20:00

全てが新患さんなので

診療時間外でも受け付け

終わると22時を過ぎることもざら

朝は6時起きで豊田市の整形外科勤務

帰りの車の中は睡魔との戦い

それでも不思議と疲れを感じることはなかった・・・

院内勉強会

今夜は院内勉強会

新人のM先生のスキルアップトレーニング

直灸の練習

通いなれた患者さんは上手にお灸を据えるスタッフを知っている

モグサを捻るスピードと硬さ形、点灸するタイミングと消し方

これらが全て高い技術で達成できなければ臨床では使えない

刺絡と吸角の実技も同様

12月15日K先生が退職するまで特訓がつづく・・・

自分史29

開業当初午前中は豊田市の鈴木整形外科に勤務

午後3時から診療開始

初日6人の患者さんが来院された

午前中病院勤務の妻が受付

問い合わせも多く

2台のベッドは午後9時までほぼフル回転

1人で全ての患者さんを診ることは

何物にも代えがたい喜びだった

以後日に日に患者さんは増えていった・・・

北辰会エキスパートコース受講

昨日は大阪で所属する鍼灸研究団体

「北辰会」エキスパートコースを受講

午前の一コマは「体表観察」

脈診、舌診、腹診、原穴診、背候診、空間診、といった

体表観察を1対1で丁寧に診察する実技

午後は藤本蓮風先生による

「黄疸の一症例の物語」

堀内齋毉龍先生による

「ツボなどから読み解く傷寒論解析と選穴(方剤選別)のヒント」

橋本浩一先生による

「大経気象学と運気予測」

大変充実した内容で

今日の臨床からすぐに役立つヒントが満載

いつもながら北辰会に行った後は

四診の五感が鋭敏になる

日本鍼灸をベトナムに輸出しよう

日本鍼灸が世界に誇れる伝統医療として

日本式鍼灸医療サービスをベトナムに輸出・・・というニュース

’16年11月6日

日本鍼灸師会、国際医療技術財団、ベトナム政府保健省伝統医学局

の三者機関で日本の針灸術がベトナムの医療の向上

及び人材開発に貢献することを目的に覚書を東京で締結した

’18年1月18日 ハノイマリオットホテルにて

鍼灸ベトナム国際セミナー開催

主催:(公社)日本鍼灸師会、(公財)国際医療技術財団(公財)国際開発救援財団

   ベトナム政府保健省伝統医学局、ベトナム国立鍼灸病院

後援:日本国政府、外務省、厚生労働省、経済産業省

※ベトナムに国立鍼灸病院があるとは驚き

繊細な日本鍼灸の技術をベトナムに伝承し

国際貢献と海外展開の足掛かりにするという

日本鍼灸師会の新たな取り組みに賛同します

クラウドファウンディング開始

[http://camp-fire.jp/projects/view/43257]

CRPは重要

西洋医学で難治性の疾患に

鍼灸治療が介入してから

効果判定の重要な指標となる血液検査の数値CRP

※CRP(C反応性タンパク)とは

炎症や組織細胞の破壊が起こると

血清中に増加するたタンパク質

急激な組織の破壊や病気の重症度の

経過、治療成績などを判定することができる

正常値は0.3㎎/dl以下

ある炎症性皮膚疾患の患者様

炎症性疾患で40日前にCRP5.85

鍼治療が介入して3週間でCRP1.57

明らかに鍼が効いていることが証明され

今後に大いに期待が持てる結果となった

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院内勉強会

今夜は院内勉強会

「Bi Digital O Ring Test」の解説

20年前に習得したOリングテストは

今でも診断に迷ったときに使うテスト法

脊椎の問題のあるレベルが判断でき

アレルギーの化粧品、食品の判定

サプリメントの効果判定等

応用範囲はとても広いが

中途半端な知識で真似をすると誤診に繋がるので

しっかり勉強しましょうということです