【症例紹介】間質性肺炎による息切れが改善!鍼灸で呼吸が楽に

間質性肺炎と診断されて10年。再び息苦しさが…

今回ご紹介するのは、60歳の女性の患者様です。
主な訴えは「活動すると息が切れる」「階段や坂道で立ち止まってしまう」というものでした。
呼吸のつらさはBorgスケールで5(強い息切れ)という状態。

約10年前、お風呂で息苦しさを感じて受診したところ「間質性肺炎」と診断され、入院・ステロイドパルス療法を受けることに。
その後は落ち着いていましたが、1年前から再び息切れが強くなり、「肺高血圧症も合併している」と判明。
インターネットで検索され、当院の鍼灸治療を受けに来られました。

鍼灸的なアプローチ:「肺腎陰虚証」への施術

東洋医学的に見ると、この方は「肺腎陰虚証」。
体力が落ちている「虚証」タイプのため、刺激は最小限に。

・ごく細い鍼からスタート
・刺さない鍼も併用
・刺激の強さに細心の注意を払いながら施術

このような慎重なアプローチが奏功しました。
2ヶ月後には動作時の息切れが「スケール5 → 2」へと軽減。
4ヶ月後には旅行先で2時間も連続で歩くことができたそうです。

鍼灸がもたらした自然治癒力

現在も治療は継続中ですが、経過はとても良好。
病院の主治医からも「レントゲンで肺がクリアになっていて驚いた」とのお言葉があったそうです。

自然治癒力を高めてくれる鍼灸のすばらしさを実感しました。
間質性肺炎やCOPDなどの慢性呼吸器疾患は、鍼灸を取り入れることで生活の質を大きく改善できます。


まとめ

間質性肺炎による息切れにお悩みの方にとって、鍼灸は選択肢の一つになり得ます。
西洋医学と東洋医学の良さを組み合わせることで、よりよい結果が得られることもあります。

名古屋市天白区で間質性肺炎や息切れにお悩みの方へ。
一人で抱え込まずに、ぜひ一度ご相談ください。
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今週(1/26~1/31)の予約状況

◎ 予約状況の目安です (新患の場合、担当者の都合により対応できない場合もございます)

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摂食障害の鍼灸治療|過食と嘔吐を繰り返すケース

徐々に変化が見えてきた過食症のケース

「普通に食べたい」

涙ながらに語ってくれたのは、ある20代の女性でした。

成人式をきっかけにダイエットを始め、わずか3ヶ月で13kgの減量に成功。

1日の摂取カロリーは500〜800kcalという極端な制限で、BMIは16台まで低下していました。

ある日、お菓子を一口食べてしまったことをきっかけに過食が始まり、その後は嘔吐が習慣化。

神経性過食症と診断されました。

「食べたいのに食べられない」「治りたいのに治るのが怖い」——そんな心の葛藤を抱えて来院されました。

まず大切にしたのは、彼女の”食の好み”に寄り添うこと。

「間食しても大丈夫だよ」と声をかけながら、無理のない範囲で摂取カロリーを増やしていきました。

そして何より、過食してしまったときの気持ちを安心して話せる――そんな”語りの場”を意識的に作るようにしました。

東洋医学的アプローチで心と体を整える

東洋医学の視点では、こうした状態は「肝鬱気滞(かんうつきたい)」と捉えられました。

ストレスが強くなることで気の巡りが悪くなり、心身のバランスが崩れてしまう――そんな状態です。

鍼灸治療では、肝の経絡を中心に施術を行い、気の流れを整えることを目指しました。

さらに耳鍼も併用することで、満腹中枢へのアプローチや食後血糖の急上昇を抑える効果も期待できました。

関係性がもたらす「治りたい」という力

治療を通じて最も大きかったのは、「失敗しても受け止めてもらえる」という安心感だったのではないかと思います。

その安心感が、彼女自身の中にあった「治りたいけど怖い」という葛藤(両価性)に気づかせ、前に進む力になったように感じています。

治療を重ねるうち、嘔吐の回数は週1回にまで減少しました。

そして今、彼女は2月からの留学という夢に向かって、しっかりと前を向いています!

西村先生の素晴らしい症例でした。

まとめ

摂食障害への鍼灸的アプローチは、ただ身体に鍼を打つだけではありません。

患者さんの言葉に耳を傾け、寄り添い、安心できる関係性を築くこと。

そして東洋医学の知恵を活かしながら、心と体のバランスを整えていくことが大切です。

名古屋市天白区で摂食障害にお悩みの方へ。
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実は冬も脱水に注意!?“隠れ脱水”の正体

冬は脱水に気づきにくい季節

「脱水」と聞くと夏をイメージしがちですが、実は冬の脱水も注意が必要です。
寒さで汗をかきにくくなる分、水分補給を忘れがち。

さらに、空気の乾燥で体からは知らないうちに水分が奪われていきます。

その結果、以下のような体調不良が現れることも。

  • 皮膚の乾燥
  • 舌が乾く、白っぽくなる
  • 尿量の減少
  • 血圧が下がる・ふらつく
  • 足が引きつる

これらの症状、実は水分不足のサインかもしれません。

脱水が原因かも?冬の体調不良に要注意

「なんとなく調子が悪い」「乾燥が気になる」――そんなとき、体内の水分不足が関係しているケースも。

特に高齢の方や、冷え性の方は要注意。

脱水に気づかないまま放置すると、血流も悪くなり、さらに不調が加速します。

鍼灸では、皮膚、脈、腹部の状態など、多角的に観察する診察法を用いるため、

隠れ脱水の兆候に早く気づくことができます。

対策と鍼灸によるサポート

冬の脱水を防ぐためには、こまめな水分補給が大切です。

お湯や温かいお茶などで、少しずつ飲むようにしましょう。

緑茶、コーヒー、紅茶などカフェインは控えめに!

また、湿度の調整や入浴後の保湿も忘れずに。

さらに、鍼灸では寒暖差による自律神経の乱れや手足の冷えにもアプローチできます。

水分代謝を整え、体調を底上げする手助けにもなりますよ。


まとめ

冬の体調不良、実は「隠れ脱水」が関係しているかもしれません。
日頃のケアに加えて、鍼灸による体の観察とサポートも一つの選択肢です。

名古屋市天白区で冬の不調や脱水が気になる方へ。
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ワクチンの「安全性」って?〜名古屋スタディと公開質問状のはなし〜

高山義浩先生のFacebook投稿から参照。

一般の方にも少しわかりやすいように、さらに噛み砕いて編集しています。

https://plaza.umin.ac.jp/~ihf/others/250114.pdf?fbclid=IwY2xjawPX95tleHRuA2FlbQIxMABicmlkETFraHRXS0k0TUxEM1FnT0lGc3J0YwZhcHBfaWQQMjIyMDM5MTc4ODIwMDg5MgABHiTp3g-bbsyJOgLjguQNFdadwOzVm0CxBqI3NRKaUGlZkrXiQzsls45Ye7V5_aem_FeN8AEecf_HEeBGsG5ZgjA

なぜ、HPVワクチンが話題に?

HPVワクチンは、子宮頸がんを予防する大切なワクチンとして2013年から定期接種になりました。

しかし、接種後に体調不良を感じる人が続出し、国はいったん「積極的勧奨の中止」と判断しました。

その後、「本当にワクチンが原因なのか?」という疑問に答えるため、

名古屋市が約7万人を対象にした大きな調査(名古屋スタディ)を行いました。

調査を担当した名古屋市立大学の鈴木貞夫教授は、

ただし、これは「ワクチンで体調を崩した人が絶対にいない」という意味ではありません。

一人ひとりの体験は大切にされるべきです。

「本当に正しく調べられたの?」という疑問

しかし2019年、「名古屋スタディのデータを使った別の論文」が出され、

ワクチンと体調不良の関係を「あるかもしれない」と発表しました。

これに対して鈴木教授は「その分析は間違っている」と何度も指摘してきましたが、無視され続けていました。

そこに疑問を感じ、今回「公開質問状」というかたちで関係者に問いかけたのです。

質問状では、次のような点が問題だとされています:

  • 身内同士で甘いチェックをしていなかった?
  • 間違いに気づいていたのに見逃していない?
  • 編集の判断に外からの圧力があった?
  • 反論のデータをきちんと見ていない?
  • 読者にちゃんと説明されていないのでは?

信じられる情報ってどう見極める?

この話のいちばん大切なポイントは、「科学的に正しいことを、正しく伝える仕組みがあるかどうか」です。

ワクチンに不安を感じるのは、決しておかしいことではありません。

だからこそ、安心できるように情報はオープンで、フェアであってほしいですよね。


名古屋市天白区でワクチン後の体調や不安を感じている方へ。
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うつ病診療ガイドライン2025で見る|鍼灸が“補完”として活きる理由

ガイドラインでの鍼灸の立ち位置

最新のうつ病診療ガイドライン(2025)では、

治療は一つに絞らず、休養・環境調整・精神的サポート、そして必要に応じて薬物治療を組み合わせる形が基本です。

鍼灸は、うつ病を単独で治す治療とは位置づけられていません。

ただし、不眠、だるさ、頭痛、肩こり、胃腸不調など、体に出るつらさをサポートできるのは、大きな特徴です。

抗うつ薬+鍼灸の併用エビデンス

実は、抗うつ薬単独よりも、

「抗うつ薬に鍼灸を併用した方が、抑うつ症状の軽減が大きかった」とする研究報告があります。

複数の臨床研究では、併用により
・抑うつスコアの改善
・睡眠や不安、身体症状の軽減
・薬の副作用の訴えが少ない
といった結果が示されています。

特に、睡眠の質や疲労感など、回復を左右する部分で効果が見られやすい点が重要です。
鍼灸は、薬の代わりではなく、治療を続けやすくする補助役として力を発揮します。

鍼灸師に求められる役割

鍼灸師の役割で最も大切なのは安全です。
自殺を示唆する発言、眠れない・食べられない状態が続く場合、

急激な変化があるときは、早めに医療へつなぎます。
薬の中断を勧めることはありません。
「治す」よりも「危険を見逃さない」姿勢が大切です。

まとめ

うつ病診療ガイドライン2025では、鍼灸は補完的な位置づけです。
しかし、抗うつ薬との併用で症状軽減を後押しするエビデンスがあります。
体のつらさを整え、治療を続ける土台を作る。
それが、今の時代に求められる鍼灸の役割です。

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今年も一年間、ありがとうございました

本日をもちまして、今年の診療をすべて終了いたしました。

今年一年で、当院にご来院いただいたのべ患者数は11,523人となりました。
日々の診療を支えてくださった患者さまお一人おひとりに、心より感謝いたします。

臨床の現場では、同じ症状であっても、背景や経過は一人ひとり違います。
たくさんの症例に向き合うなかで、悩み、考え、立ち止まりながら治療にあたる日々は、いつも学びの連続です。

そのなかで、スタッフも着実に臨床力を高め、チームとしての厚みが増してきた一年だったと感じています。

これからも、

  • より良い治療とは何か
  • 安心して過ごせる空間とはどのようなものか

を問い続けながら、スタッフみんなで意見を出し合い、よりよい治療院づくりを目指します!

本年も誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始 休業日のお知らせ

📢 年末年始 休業日のお知らせ 🎍

12/28(日)〜1/4(日)は
お休みをいただきます🙇‍♂️
👉 1/5(月)より通常診療です。

🗓️ 今週はご予約が大変取りづらくなっています
❄️ 今週から寒さがぐっと厳しくなりそうですね。

🤧 体調不良や痛みでお困りの方は、
お早めにお電話ください📞

無理せず、早めのケアをおすすめします😊

なかなか治らないおねしょ:鍼灸が有効かも!?

夜尿症とは?まずは正しい理解から

夜尿症とは、眠っている間に無意識におしっこをしてしまうことを言います。

日本のガイドラインでは、「5歳以上で、月1回以上のおねしょが3か月以上続く状態」を指します。

単なる「おねしょ」ではなく、医療的なサポートが必要なケースもあるのです。

ほとんどの子どもは、成長とともに自然に改善していきます。

ただ、長引く場合は、本人の自信を失わせたり、ご家族のストレスにつながることもあります。

だからこそ、正しい知識とサポートが大切です。

夜尿症の主な原因と治療法

夜尿症にはいくつかの原因があります。

  • 夜間の尿量が多い(夜間多尿)
  • 膀胱の容量が小さい
  • 尿意で目が覚めにくい(覚醒閾値の上昇)

また、便秘があると膀胱が圧迫され、夜尿が悪化することもあります。

治療は段階的に行われます。まずは生活習慣の見直しから。

たとえば、寝る前の水分を控えたり、排尿のタイミングを整えることが基本です。

次のステップとして、お薬を使ったり、アラーム療法を併用する場合もあります。

いちばん大切なのは、叱らずに、子どもの気持ちに寄り添って進めることです。

鍼灸で期待できるサポート

鍼灸は「夜尿症」の改善に役立つ可能性があり、当院でも多くの症例の経験があります。

薬とは違い、副作用が少ない、優しい治療です。

鍼灸で期待できる効果としては、

  • 膀胱の筋肉を柔らかくして、容量を増やす
     鍼灸で過剰な膀胱の働きが抑えられ、尿をためやすくなります。
  • 睡眠の質を整える
     深い睡眠を増やすことで、膀胱を広がりやすくします。
  • 便秘の改善
     腸の動きを促し、膀胱への圧迫を減らすことができます。

こうした体のバランスを整えることが、夜尿症の根本的な改善につながる可能性があるのです。


まとめ

夜尿症は、成長とともに良くなることが多いですが、日常生活に影響する場合は早めのケアが大切です。
鍼灸は、体にやさしくアプローチしながら、夜尿症の改善をサポートしてくれます。

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【勉強会レポート】手首の痛みから湿疹まで?“不定愁訴”と向き合う

今回は、先日開催した院内の症例検討会の様子をご紹介します。

介護職の60代女性をテーマに、

複数の不調が同時にあらわれる“不定愁訴”について、

鍼灸でできるサポートをみんなで話し合いました。

手首・膝の痛み、日々の積み重ねが影響?

主な症状は、左手首の腱鞘炎と右膝の内側の痛み。

介護のお仕事を週5でされていて、身体にはかなりの負担がかかっている印象でした。

それに加えて、「家事のやる気が出ない」「つい食べすぎる」といった声もあり、

身体と心の両方に疲れがたまっている様子がうかがえました。

まぶたの湿疹や顔のほてり…不定愁訴とは?

右まぶたに突然出た湿疹、多汗、ホットフラッシュ、顔の紅潮なども見られ、

「なんとなく体調が悪い…」と感じることが増えていたそうです。

こうした、原因がはっきりしないけれどつらい不調のことを“不定愁訴”と呼びます

東洋医学では、こうした症状を(気)や(津液)の巡りが乱れているサインととらえます。
鍼灸は、自律神経やホルモンバランスの調整をサポートするのが得意な分野でもあります。

まずは検査、その後に鍼灸を取り入れるのも◎

関節痛やホットフラッシュなどの更年期症状がみられたため、まずは内科での検査をおすすめしました。

更年期障害だけでなく、甲状腺機能亢進症、不整脈、糖尿病など…

さまざまな病気が考えられる状態です。

病院での治療と並行して、鍼灸で体のベースを整えていくというのが理想的な流れです。


まとめ

今回の勉強会では、「複数の不調=不定愁訴」としてどうアプローチするか?

というテーマで深く考えることができました。

まずは、きちんと病院で検査をしてもらうこと。

そして、なんとなくしんどい…という状態に、鍼灸はやさしく寄り添えうことができます。

これからも、患者さんの声に耳を傾けながら、心と体のケアを続けていきたいと思います。

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