鍼の向ホメオスタシス効果

ホメオスタシス(恒常性維持機能)

生まれた時から持っている

生体が最も望ましい状況に導く力

近年鍼の効果の本質を西洋医学的に解明しようとする研究者、臨床医が増えている

(公財)国際全人医療研究所代表理事の永田勝太郎医師は

鍼治療の向ホメオスタシス効果について30年以上研究を続け

5000人以上の被験者による検証を行った

深部体温の正常化について

高すぎる体温は下がり

低すぎる体温は上がり

正常な体温は変化しない

血圧の正常化について

高すぎる血圧は下がり

低すぎる血圧は上がり

正常な血圧は変化しない

数千年の歴史がある鍼治療の神秘のベールを

科学の力で解明していく研究は今後ますます増えるであろう

鍼灸師国家試験合格発表

今日鍼灸師国家試験合格発表があった

当院新人スタッフは無事合格

愛知県の合格率は67%と低調

合格率は新卒者だけ見ると90%以上

既卒者は20%以下

つまり一度落ちた人が再受験しても合格しにくいので

全体の合格率を下げているようだ

難治性外耳炎経過良好

上の写真は初診時

下の写真は3ヶ月経過後

60代女性

20年前からの難治性の外耳炎

ステロイド塗布で増悪汗解を繰り返し徐々に悪化

10日に一度の鍼治療を11回(3ヶ月経過)

ステロイド中止、ワセリンを塗布する程度で経過良好

なにせ20年来の外耳炎

完治まであと2~3ヶ月かかる見込み

患側の申脈1本での治療

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薫風堂開院!

当院で7年間修行し

延べ2万人の治療を経験した祖父江匡晃先生が

4月3日瑞穂区に鍼灸専門治療院”薫風堂”を開院する

当院の卒業生10人目の開業

これまで様々な鍼灸師が巣立っていったが

祖父江先生は入社時と卒業時の成長度合いが

最も著しい点で抜きんでていた

所属する学術団体の”北辰会”では

講師候補として試験を受け見事合格し

症例報告をするほどになったし

北辰会方式を忠実に学び実践する

名古屋市内で二人目の鍼灸師となった

めでたい門出を祝うとともに

信頼できる優れた臨床家としてここに推薦する

薫風堂ウェッブサイト[http://kunpudo.com/]

院内勉強会

今夜は院内勉強会

O先生の美容鍼のトレーニング

新人研修として

①花粉症に対する耳鍼の取穴→消毒→パイオネックス貼付

②自火灸の練習

③バイタル測定の練習

④刺絡の講習

T先生の初診カルテ解説・弁証・治法の指導

その他のスタッフは体表観察の練習

院長は合間に給料計算(笑)

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フィジカルアセスメント

フィジカルアセスメントの研修会

愛知県では本年度4回実施することに

初回は本会顧問で医師の吉田統彦先生

第2回3回は看護師を招へい

フィジカルアセスメントは看護師が

医師と情報共有するために必要なスキルである

4回目は長野県鍼灸師会の理事

長野県はこの分野で先進的で

昨年既にフィジカルアセスメントの講習会を実施している

2020年東京オリンピックでは

日本鍼灸師会が中心となって

スポーツ鍼灸トレーナーチームが組織される計画で

フィジカルアセスメントを履修した鍼灸師は

医師会の医療救護テントの中での医師との

コミュニケーションスキルとなる

特に若い鍼灸師には履修してもらい

東京五輪で世界のトップアスリートの

コンディショニングに大いに活躍してほしい

(一社)愛知県鍼灸師会理事会

明日は(一社)愛知県鍼灸師会理事会

学術部の今年度の報告と

来年度の学術講習会開催計画を策定

今年度は専門領域研修[スポーツ傷害]が終了

来年度は専門領域は一年お休みして

3回シリーズでフィジカルアセスメントの勉強を予定

東洋医学的な評価だけではなく

医師との連携を進めていくうえでは

患者さんの身体情報の評価をするために

西洋医学的なアセスメントの知識を持つことが求められている

フィジカルアセスメントは西洋医学的診断の知識と技術ともいえる

講師の選定を明日の理事会で協議する予定

明治国際医療大学卒業式

今日は長男の在学している

明治国際医療大学の卒業式

鍼灸学部4年

大学院で修士課程の臨床鍼灸学(外科系)を2年

6年間お世話になった教授へ感謝の気持ちをお伝えし

卒業式にも参列した

素晴らしかった卒業生の答辞を聞いて

鍼灸師を志した初心を思い出させてもらった

院内勉強会等・・・

今夜は院内勉強会

新人が入ったのでスタッフ11人の集合写真を撮影

今月の誕生日スタッフ3人の

誕生祝をホールケーキでまとめてお祝い

祖父江先生は今夜で外来診療が終了

新しい門出にむけて本格的に活動開始

その後勉強会開始

新人スタッフの教育

スタッフ同士の鍼灸治療

体表観察・・・

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アレルギー性鼻炎ガイドライン(米国)

米国のAmerican Head and Neck Society(AHNS)という学会の

アレルギー性鼻炎に対する新たな臨床診療ガイドラインが発表され

そこに初めて鍼治療がOption治療として掲載された

[https://ssl.jsam.jp/contents.php/010000CagOqe/]

腰痛に対する米国の内科学会の診療ガイダンスにも

鎮痛剤の処方より、鍼灸治療を推奨するという発表があった

国民皆保険の我が国とは医療制度が全く異なる米国では

標準的治療が必ずしも西洋医学の薬物治療でなく

CAM(補完代替医療)の鍼灸・漢方薬・ヨーガ・アーユルベーダ・サプリメント等

が国民医療費の40%を占めるというお家事情がある