鍼灸治療で風邪に負けない体をつくりましょう!

今年は5日から診療がスタートし、早くも1週間が終わりました。

風邪の患者さんがとても多くなりました。

風邪の治療はごく初期の症状を見逃さないようにして、早く養生するとひどくならずに済むことが多いものです。

1・寒気を感じたら背中に(肩甲骨の間の少し上)にカイロを張って温めましょう。

2・生姜をスライスしたり、摩り下ろし、お湯に溶かしてはちみつを少し入れた生姜湯を飲むとよいでしょう。

3・喉の痛みがひどかったり、咳が出るようなら早めに耳鼻咽喉科にかかることをお勧めします。

4・高熱がでて、節々が痛く、頭痛がする、などの全身症状がひどい場合はインフルエンザの可能性もあるので、早めに内科で診てもらいましょう。

5・規則正しい生活、十分な睡眠と栄養、休息、は言うまでもありませんが、ストレスを溜め込むと東洋医学では、体表を覆っている”衛気”といい、外邪から体を守る防衛機能が衰えて、風邪という邪気が体表から入ってきます。
しかし抵抗力があれば”衛気”の力で風邪と戦い邪気を追い払ってくれます。

6・鍼灸治療を定期的に1~2ヶ月以上続けていると、風邪にかかりにくくなります。例え風邪を引いても軽くすんだり、今迄よりも早く治ったりします。
このことは、鍼灸治療で免疫力があがって”衛気”のちからで風邪にかかりにくくなることが多くの症例で示されています。