卵子凍結保存

将来の妊娠に向けた卵子の凍結保存について

日本生殖医学会は23日

妊娠の確率が低くなる40歳以上には勧められない

とのガイドラインをまとめた

女性の晩婚化や晩産化が進む中

一部の不妊治療施設で卵子凍結が広まりつつあるが

今までは法的な規制がなかった

同学会は「何らかの道しるべを定め、無秩序に広がるのを防ぎたい」としている

卵子凍結(卵子冷凍)保存の技術は年々進化しており、

現在90%の確率で将来解凍し 生き返らせることができるまでになった

もともとはアメリカでもがん患者の治療前に、

将来子供を持つ、という可能性を残しておきたいという

選択肢を残すために始まった治療

ここで問題になるのは

凍結卵子の出産率が10%程度と低く

リスクについての報道がほとんどなされていないこと

新聞社各社での報道のフォーカスも様々

読売新聞は詳細にリスクも含めて報道をし

女性ジャーナリストが「出産を先延ばしにする傾向」

を助長すないように警告している点は評価できる

寒冷前線の影響

24日~25日にかけて日本列島を寒冷前線が南下して

豪雨をもたらし、今朝にかけて一気に気温が下がった

先週までは暑邪の影響を語っていたが

正に処暑を境に季節が一変し

寒邪を受けて、上実下虚となりやすい

この気候の急変は患者さんにとって

負荷テストのような機会と我々はみている

寒邪の影響を受け体調の悪化があれば

腎虚傾向(陽虚>陰虚)が認められる

何れにしても補腎の処置が有効だ

打鍼の奥深さ

昨日の北辰会夏期研修会(打鍼の研修)

腹部触診のおさらい

労宮穴を使ったフェザータッチの習得、打鍼の実技

特に相曳の鍼の繊細な手技をマスターできた(つもり・・)

今日から早速臨床で使って、鍼を打たなくとも身体が大きく変化するのに

今更ながら驚き、打鍼の奥深さを実感した

難病であるほど有効であることや

気の偏在を捉えて、打鍼だけで気を動かす技術の習得

妊娠中は打診がファーストチョイスであることなど

臨床力を高めるためにも参加して良かったと毎年思う

夏期研修会

明日は大阪森の宮学園で

北辰会夏期研修会に参加する

腹診の復習、打鍼の復習、打鍼実技のために

一日を費やす、それだけの価値があるので

毎年参加している

スタッフや、仲間7人で名駅集合朝7時

今夜は早く休んで明日に備えよう

処暑

二四節気の処暑とは

暑さが峠を越えて後退し始めるころ

台風の特異日ともされている

とはいえ名古屋では昨日から今朝まで異常な高温

今日は南からの湿った気流の影響で

昨日ほどの高温ではないが蒸し暑い一日だった

今年は暑邪の影響で、身体のだるさの訴えがとても多い

蓮風先生のブログにも書いてあったが

照海は有効な治療穴で多用している

陰液不足で内熱を生じた場合に確かに良く効く

第一印象

ヒトの脳は初対面での第一印象を0.5~2秒で判断するそうだ

初診患者さんを拝見するときに直感力が必要とされるが

患者さんも我々の第一印象を直感的に感じている

印象が良ければ、問診もスムーズにできるが

その逆も当然ありだ

丁寧に問診を進めていくなかで印象はお互い変化する

問診力は人間力だ

プロとしての成長にはそれなりの時間が必要

根気よく見守ることが要求される

脱ステロイドに成功したアトピー性皮膚炎

患者:高校生♂

主訴:アトピー性皮膚炎による激しい痒み、気管支喘息による呼吸困難

現病歴:生後1カ月からアトピー性皮膚炎発症

    2才から気管支喘息発症

    ステロイド塗布・内服 緩解→脱ステロイドの失敗を繰り返す

初診:’12年4月

弁証:肝鬱化火

処置:百会・後谿を適宜一穴のみ選穴し20分置鍼

経過:約2カ月12診目頃より皮膚の状態改善するが、事情で来院困難となり

   治療休止し8カ月後。皮膚の状態は初診時より悪化し再来院

再診:’13年5月

弁証・処置は前回と同じ

経過:約2カ月17診目でほぼ正常な皮膚の状態に大きく改善

   喘息発作もなし

   今後は月に1~2回の通院でケアすることになった

   脱ステロイドに成功した一症例

上の2枚の写真は再診時

下の2枚の写真は最近の状態

http:www.n-acp.com

※8月10日~15日は休診となりブログもお休みいたします

暑邪

「夏に暑邪に傷られると内熱が盛んになる」≪黄帝内経・素問

太平洋高気圧の勢力が旺盛で暑い夏になりそうだ

”暑邪”によって内熱が生じている患者さんは増加している

素体として、陰虚傾向であると、より内熱(虚熱)が生じやすい

舌色は紅色で苔は薄いか、無苔

照海、合谷、霊台等の経穴が有効

夏野菜、水分の多い夏の果物の摂取は清熱を促す

この時期アルコールは控えめに

アルコールは体内で熱化するから

不妊治療の公的助成について

不妊治膂の公的助成について

厚労省の有識者検討会は

女性の助成対象を42才までとする年齢制限を設ける案をまとめた

助成金の年齢制限を設けることによって

『卵子の老化』の知識を広め、早期の妊娠を促す効果に繋がれば、この制度には賛成

しかし、その前に打つべき抜本的な対策は

年齢別の出産率、流産率や、胎児異常についての知識を

高校生の保健の授業に組み込むために、文科省と協議することだと思う