疾患別統計2

初診時の主訴のうち運動器疾患の内訳

腰痛2692例(43%)

腰痛症1855例

腰椎椎間板ヘルニア265例

仙腸関節捻挫82例

腰部脊柱管狭窄症119例

梨状筋症候群22例

原因が特定できない下肢神経痛349例

頸椎疾患31.6%
(頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症性脊髄症、頸椎後縦靱帯骨化症、胸郭出口症候群、頸椎捻挫等)

膝関節疾患7.8%
(変形性膝関節症、半月板損傷、オスグッド・シュラッター病、膝靱帯損傷、ベーカー囊腫、鵞足炎等)

股関節疾患1.3%
(変形性股関節症、ペルテス病、股関節形成不全等)

肩関節疾患4.3%
(五十肩、肩峰下滑液包炎、上腕二頭筋長頭筋炎、石灰沈着性腱板炎、腱板損傷等)

その他の疾患
(腱鞘炎、外側上顆炎、TFCC損傷、肋間神経痛、脊柱側湾症、モートン病、スポーツ傷害等々)

疾患別統計-1

30年間の来院患者さんの統計データー

初診時の主訴

運動器疾患(整形外科的疾患)は52%

運動器疾患以外は48%

保険治療患者さんが70%と多いので

運動器疾患の比率が多いと思われる

来院のきっかけ

来院された患者さんのきっかけを調べてみた

患者さん、知人、医師、歯科医師、鍼灸師からのご紹介61%

HP、ブログをみて20%

通りがかり4%

不明15%

30年間の統計なので

最近の傾向としては

ご紹介70%

HP、ブログをみて25%

とどちらも増加傾向

鍼灸院来院の動機としては

まあ健全なのではないでしょうか

トールペイント

妻が趣味で習っているトールペイントの先生が

事情があっって作品の殆どを手放さねばならなくなり

待合室で全品1,000円で販売

※売り上げは全てトールペイントの先生に

1週間でビックリするほど売れて

先生からも大棗喜ばれ

妻がお世話になっている先生への恩返しとなった・・・

院内勉強会

今夜は院内勉強会

チーム①

森口先生  担当(福岡、長岡)

理学的検査のカルテ記入

体表観察カルテ記入

梅花鍼の習得

常用穴の正しい取穴

20日(金)新患さんの問診に備えて予習

チーム②

永井先生  担当(藤田、大蔵)

血圧測定

刺絡(井穴刺絡、皮膚刺絡、吸角)の練習

皮内鍼、パイオネックスの練習

常用穴の取穴

チーム②

毛利先生  担当(寺井、大崎)

タオルのたたみ方

直灸、知熱灸の練習

予約表の見方

カルテの見方

名大統合ヘルスケアチームRTD

昨日は第24回名大統合ヘルスケアチームのRTD

メンバーは徐々に増え24名

名大附属病院 総合診療科医師6名

中医師1名

鍼灸師7名

臨床心理士1名

管理栄養士1名

保健士1名

ヨーガ療法士3名

アロマセラピスト3名

パーソナルトレーナー1名

新規症例3名のRTD(ラウンドテーブルディスカッション)は白熱

昨日はNHKの自然科学分野の番組ディレクターが参加

今年の秋に漢方鍼灸を中心とした東洋医学の特番を企画しているので

日本で初めての本格的な統合医療RTDを取材に訪れたとのこと

ヒエラルキーのない素晴らしい仲間たちと

研究会終了後は恒例の懇親会で盛り上がった・・・

三宅先生卒業

5年務めた三宅先生が今日で一旦卒業となりました

素敵な笑顔で患者さんやスタッフを癒してくれました

新しい目標に向かって頑張ってくださいね

院内勉強会

今夜は院内勉強会

森口先生は早くも昨日問診デビュー

今日は体表観察の記録の練習

いよいよ三宅先生が14日で退職

5年間お疲れ様でした

往診業務の一部は7月迄続けるものの

午前中の仕事はひとまず終了となる

新人毛利先生が16日から入社

3月4月に入社した2人の新人の教育に追われている

8分灸の施灸

花粉症の耳鍼

井穴刺絡、吸角刺絡、皮膚刺絡

外側翼突筋への刺鍼

鍼灸専門誌に面白い記事が載っていた

福岡県の歯科医師の臨床報告で

「口腔内から内側翼突筋や外側翼突筋へ刺激をすることで、

線維筋痛症を中心とした慢性疼痛が軽減することが解ってきた」・・と

三叉神経支配領域トリガーポイントへの軽度の刺激が

全身性の慢性疼痛に何故効くのかは、解明が待たれるところであるが

エビデンスより実際に効果があるなら追試したいのが臨床家の本能

早速三叉神経支配領域の鈍痛に悩まされている患者さんに対して

治療の目的と試験的な治療を承諾していただき施術した

患側の聴会穴から下関穴に向けて外側翼突筋に向けて

得気するまで30㎜刺入、20分置鍼

抜針後三叉神経第2枝支配領域のヘドロがたまっているような鈍痛が消失

自分も患者さんも驚く効果を得ることができた

6月の全日本鍼灸学会学術大会ランチョンセミナーで

この歯科医師のデモと解説があるので

早速参加申し込みをした

難治性の慢性疼痛患者さんへの

新たな治療法が開発される可能性に期待は膨らむ

自分史47

平成10年

治療院の従業員は3人から5人に増えた

受付1人、鍼灸師4人

鍼灸学校の新卒の求人では

5年間在籍を最低条件とした

最初の2年間は治療補助や問診

3年目から担当を任せるという方針は現在も続いている

5年間で延べ患者さんを1万人程度経験すると

独立開業する技術を習得できると考えた

こうして独立開業したスタッフは現在10人

個性あふれる面々はそれぞれ成長し

立派な臨床家に育っているのはこの上ない喜びだ・・・