受け身こそ最強の主体性その3

禅に「主人公」という言葉がある

中国の瑞厳和尚という方が毎日

自分に「主人公、主人公、目覚めているか」

と呼びかけ「はい」と答えたというエピソードに由来する禅語

この主人公とは、脇役に対する主人公の意味ではなく

自分の置かれた環境の中で自分を最大限に没入させることができる人

つまり、自分の意志などという人為を埋没させ

状況に完全に浸りきれる人=主体的な人格という意味

次回に続く