空(から)を知ること②

老子は言う

何も無いこと、空(くう)の有難みに気づいているのかね?

それを本当に認識すれば、無が生きて有に転ずる、無から有が生じるのです

人は心を空(カラ)にして生きなさい。心が空にならば、あとは知恵が

入ってくるしかないのです。自分の心を悩みで満たしていれば、

良い考えが入ってこられません。

無心でいれば、心身が強くなるのです。

悩みすぎて、悩みで心を満たしていては、なにも良いことはありません。

「柔よく剛を制す」と言うように、無心は、その人間にとっての最善を起こします。

無心で、眼の前のできることを頑張りましょう。