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アドラーのことば

アルフレッド アドラー(1870~1937年)

オーストリア出身の心理学者

「自己啓発の父」とも呼ばれている

簡潔な言葉で生き方を説くアドラーのことばをご紹介する

悩める人々への助言となれば幸いだ

「人生が困難なのではない

あなたが人生を困難にしているのだ

人生は極めてシンプルである」

現在の人生を決めているのは

「運命」や「過去の」トラウマではなく

自分自身の考え方である、とうことである

呼吸と心その2

心を鎮める呼吸

基本は腹式呼吸が望ましい

臍下丹田に気を収めるように意識して呼吸する

氣を臍下に収めておけば

議論しても怒りで冷静を失うことなく

貴人の前でもあがることなく

スポーツをする時にも実力を発揮できる

道士が気を養い

修行者が坐禅するのも

みなこの気を臍下に収め

本来の元気をじゅうぶんに活かすためなのである

呼吸と心

【安定した呼吸とは】

「氣息」というという言葉がある

「氣息」とは息遣い、呼吸そのもののこと

氣の動きは呼吸の影響を大きく受ける

風という大地の「氣息」の変化で”天氣”も変わるように

人の”氣持ち”も息に表れる

「息」という字は「自」の「心」と書く

「自」は鼻を正面から見た象形文字

つまり心が鼻からの息に表れてしまうことを意味している

自然の風は人には制御できないが

息は自分で制御できるものである

不断は自律神経に任せてばかりの呼吸だが

心のままに息も青色吐息になるのではなく

むしろ息のほうから心をコントロールできないか

お釈迦様はとにかく呼吸を意識せよとおしゃったし

荘子は意識して踵で呼吸していたという

深く静かな呼吸をすることで

心も安らかに整えることができるということ

閃きと直観力

11月から新しいスタッフが入って

予約満員の日でも治療に専念できるようになった

このことでココロの余裕が生まれ

閃き・直観力が冴えていることを感じる

よって鍼はよりよく効くようになる

鍼一本の深遠なる世界は研ぎ澄まされた直感と閃きが必要だ

魂に効いた肝兪

毎日続く頭痛に悩まされていた40代の患者さん

2~3週間鎮痛剤を3回/日内服しても治らない

頭痛の原因は残業カットによる過密スケジュール

仕事中は常にイライラしているという

入念な体表観察により右肝兪に25分置鍼

治療後はベッドで10分休んでいただいた

その後ほぼ1週間頭痛はなくなり鎮痛剤もいらなくなった

しかも過密スケジュールは変わらずとも”イライラしなくなった”という

一本の鍼が心~魂に効いたといえる

不安神経症・治療感想

不安神経症の治癒患者さんから

治療を受けた感想をいただいたので、許可を得て公開させていただく

名古屋市在住29才女性

ある日、突然パニックを起こし、吐き気や何も手につかない感覚に襲われました。

それ以来。不眠にもなってしまい、不安が頭から離れずノイローゼのような状態でした。

心療内科に通い、抗不安剤を飲んでいました。

睡眠薬も飲みましたが体調は良くなりませんでした。

毎日、何とも言えない不安(家族といても1人のような不安、予定がない不安、

出かけられるかわからない不安、食事がのどを通らない)

生きているのが不安の毎日でした。

そこで、インターネットで鍼治療が効くということを知りました。

何件か鍼治療院に行きましたが効果がなく、

諦めていたときに出会ったのが長岡先生のブログでした。

初めての診察の時、先生に「あなたの病気は絶対に治る

1ヶ月で寝られるようにしてあげる」と言われました。

その言葉の通り1ヶ月で不眠が治っていき、不安感も少しずつなくなってきました。

笑えるようになり、友人にも会えるようになり、いつもの自分に戻ってきました。

治療から3ヶ月たった今、毎日安眠でき不安のない日を送れています。

先生に出会っていなかったら、薬づけになっていたと思います。

治してくれてありがとうございました。

※心肝不和と弁証し北辰会式少数鍼が奏功した症例

不安神経症治癒

20代女性

主訴:常に不安感が強く、眠れない、抜け毛が多い

心療内科では不安神経症と言われ

抗不安薬や漢方薬を処方されるも変化なく当院受診

弁証は心肝不和

処置は主に心兪穴に鍼と施灸で心神の安定を図った

初診時より寝つきが良くなり

8診目頃から調子が良くなり気持ちが前向きに変化

16診目の今日で治癒とした

健康管理として継続を希望されたがすっかり不安感は消失し

睡眠もよく食欲もあってすこぶる元気

途中で抗不安薬と漢方薬はご自分で中止された

薬だけでは治らないのが不安神経症

鍼灸治療で根治ができる疾患だ

玄侑宗久氏の講演

昨日ブログに書いた玄侑宗久氏の話題になり

学会講演のDVDを患者さんに貸し出して大変喜ばれた

ココロに迷いがある現代人には

多くの示唆を示してくれる内容

希望者には来院時にお貸ししますので

申し出てください

不安を断ち切る一言

患者さんは常に不安を抱いている

メディアの情報に惑わされ

医師の言葉で惑わされ

最後の砦で東洋医学に頼っている

不安を断ち切る一言は

「あなたの病気は治ります!」

みだらに使える言葉ではないが

医学的な裏付け、経験に基づく確信があれば

明確に伝えるべきと考えている

この一言とその後の治療で

多くの病める患者さんを救ってきた

お悩み相談所

ここに来院される患者さんの多くは

日常生活での多彩なストレスを抱えている

家をリフォームして綺麗になった部屋をネズミ?で荒らされて

2か月悩んでいる主婦の方は胃が痛くなった

夫の認知症が進行し、財布を無くし泥棒呼ばわりされて

怒りで坐骨神経痛が悪化した主婦の方は泣きながら訴える

嫁と姑のイザコザで体調不良のご婦人

信者の悩み相談で疲弊している教会の牧師さん

今日の午後の印象に残った患者さん達だ

5分から10分寄り添って悩みに耳を傾けると

患者さんの表情が緩んでゆき

1本の鍼を打つと体も楽になっていく

ここは癒しの空間でもあり真剣勝負の空間でもある

このことをいつも大切にしたいと思っている