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アドラーのことば11

アルフレッド アドラーのことば11

ライフスタイル(=性格)とは

人生の設計図であり

人生という舞台の脚本である

ライフスタイル(=性格)が変われば

人生がガラリと変わるだろう

ライフスタイルとは生き方のクセであり

どのように行動すればうまくいくか、という信念であり

一般的には性格、人格と呼ばれているものです

しかし、性格というと一般的には変えられないものというイメージが強いため

アドラーはあえてライフスタイルという言葉を使いました

それは生まれつき決まっているものではなく

自分の意志で決めたものであるため

いつでも変えることは可能なのです

アドラーのことば10

アルフレッドアドラーのことば10

子供は「感情」でしか大人を支配できない

大人になっても

感情を使って人を動かそうとするのは幼稚である

赤ちゃんは「泣く」という感情表現を通して

あらゆる望みを手に入れます

「泣いたり怒ったりすることを通じてすべてを手に入れられる」

赤ちゃんの頃からそれを「学習」した子供は

その成功パターンを「性格」として刻み付けます

しかし、感情だけがものごとを達成する唯一の方法ではありません

にもかかわらず、大人になってからも感情表現で人を動かそうとする人は

内面的に幼稚なままだ、といえるでしょう

アドラーのことば9

アルフレッド アドラーのことば9

カッときて自分を見失い怒鳴った、のではない

相手を「支配」するために

「怒り」という感情を創り出して利用したのだ

「思わずカッとなって自分を見失ってしまいました」

よくあるセリフです

感情は主に2つの目的で使用されます

1つは相手を操作し支配するため

2つ目は自分自身を突き動かすため

人は理性だけで判断し行動するわけではありません

怒り、悲しみ、喜び、恐れなどが「前に進む」「ストップする」

などの行動に拍車をかけるわけです

このように感情は相手と自分を動かすために利用されるのです

アドラーのことば8

アルフレッド アドラーのことば8

強がりはコンプレックスの裏返し

「強く見せる」努力はやめて

「強くなる」努力をすることだ

本当に自信がある人は

それを誇示する必要がありません

優越のアピールは劣等感の裏返しなのです

優越コンプレックスを持っている人は

自分が本当に強く「なる」ための努力をしません

そうではなく強く「見える」ように努力をするのです

アドラーのことば7

アルフレッド アドラーのことば7

「あなたが劣っているから劣等感があるのではない」

「どんなに優秀に見える人にも劣等感は存在する」

「目標がある限り、劣等感があるのは当然なのだ」

人は誰もが劣等感を持っています

何故なら、人は自分では意識しないままに

「こんな人になりたい。こんな人生を歩みたい」

という目標を持っているからです

そして目標は常に現状よりも高く掲げられる

つまりいつまでたっても永遠に目標は未達成

だからこそ、そこに劣等感が生まれるのです

アドラーのことば6

アルフレッド アドラーのことば6

「やる気がなくなった」のではない

「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ

「変われない」のではない

「変わらない」という決断を自分でしているだけだ

例えば叱られたときにそれをどのように「認知」し

「意味づける」かは人それぞれです

腹が立つ、という人もいれば

悲しみ落ち込むという人もいるでしょう

しかし、一方で「なにくそ!」と発奮する人もいるでしょう

叱ってもらってありがたい、と感謝する人もいるでしょう

人は「認知」や「意味づけ」を変えることで

いかようにも反応すなわち、思考、行動、感情を変えることができるのです

アドラーのことば5

アルフレッド アドラーのことば4

「健全な人は、相手を変えようとせず自分が変わる」

「不健全な人は、相手を操作し、変えようとする」

「過去と他人は変えられない。しかし、今ここから始まる未来と自分は変えられる。」

エリックバーン

この考え方で大切なのは

「本当はどちらが悪いのか?」という

「原因」を追究することはムダだということです

「どちらが悪かったのか」に時間や労力を注ぎ込むくらいならば

その分のエネルギーを未来の解決に費やすほうがはるかに生産的です

アドラーのことば4

アルフレッド アドラーのことば4

「親が悪いから」

「パートナーが悪いから」

「時代が悪いから」

「こういう時代だから」

責任転嫁の典型的な言い訳である

自分の不幸な境遇を運命のせいにして

嘆いていても何ら事態は好転しません

自らアクションを起こすことでしか運命は好転しないからです

人は過去と他人を変えることはできません

自分自身の考え方や行動を変えることでしか

未来を変えることはできません

そして、人は誰もが自らを変える力を持っている

つまりは、未来を変える力を持っているのです

アドラーのことば3

アルフレッド アドラーのことば3

「たとえ不治の病の床にあっても

天を恨み泣き暮らすか、周囲に感謝し余生を充実させるか

それは自分で決めることができる」

病気やケガをはじめとして

自分自身ではいかんともしがたい事柄はあるでしょう

しかし、それ自体を変えることはできなくても

それをどのような気持ちで受け取り

どのような位置づけをするかは

常に私たちの選択に委ねられています

アドラーのことば2

アルフレッド アドラーのことば2

「人間は自分の人生を描く画家である、あなたを作ったのはあなた

これからの人生を決めるのもあななのだ」

「運命」の「運」という字は「運ぶ・動かす」という意味

つまり「運命」は自分で動かすことができるもの

これまで自分で「動かしてきた結果」なのだ

これまでの人生を作ったのは自分

これからの人生を作るのも自分

そう考えると人生はなんと素晴らしいものか

「できないことはない、人はどんなことでもできる」

アドラーの力強い言葉です