更年期障害の女性、みんなでディスカッション
先日、ある患者さん(更年期障害)の症例について、スタッフみんなでじっくりディスカッションしました。
今回の患者さんは50歳の女性。
慢性的な疲れや冷え、眠りの質の低下、イライラ、家族との会話が減ったことなど・・・
いろんな悩みを抱えて「とにかく元気になりたい!」と来院された方です。
ホワイトボードに症状や背景を書き出してみると、
ホルモンの乱れ、冷え、食事内容の偏り、運動不足、栄養素不足(鉄や亜鉛)など、
たくさんの課題が見えてきました。
それに加えて、仕事のストレス、家庭での孤独感も大きな要因でした。
この患者さんの体調をどう捉えるか!?
スタッフからさまざまな意見がでました、
「まずは睡眠や食事のアドバイスをしっかりした方がいいよね」という意見
「とにかく話をじっくり聞いてあげることが一番大事じゃない?」という声もありました。
さらに「触れることで、一緒に癒しの時間を共有するのが大切」という視点も。
こうしてみると、私たちが一番大事にしているのは「どこを治療するか」ではなく、
「どうやって一緒に目標に向かって伴走するか」ということなんだな、と再確認できました。
「元気になりたい」という言葉の裏には、ただ症状を軽減しただけではなく、
「自分らしさを取り戻したい」「家族と笑顔で過ごしたい」という深い願いが込められています。
スタッフみんなで話し合ったことで、それぞれが何を大切にしているのか、改めて知ることができました。
まさに、みんなの個性が活きた瞬間でした。
一人ひとりの「元気になりたい!」に寄り添いながら、一緒に進んでいける治療院でありたいと願います。