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認知と行動を変える その2

「職場の同僚に毎日、後輩の愚痴を聞かされる」というストレス状況を例にあげ、

「認知」と「行動」の新たなパターンを考えます。

「〇〇(同僚)も疲れているんだな、それで気持ちが楽になるなら少し付き合ってあげよう」

「これ以上付き合っていられない、今日は思い切って断って突き放してみよう」

「そもそも、いつもいい顔をして聞いている自分が悪いんだ、今度時間をつくって気持ちを伝えよう」

どれが正解か不正解かではなく、これだけの選択肢が自分の中で考えることができます。

そして、その中でストレス状況を解決できそうな選択肢を同定し、実行します。

ここまでの話は、臨床心理士の伊藤絵美先生の著書

「認知行動療法入門1」にかかれている内容を自分なりにまとめて記載しました。

更に理解を深めたい方は、ぜひ購入してみてください。

ストレスに悩んでいる人の力になるためのヒントが必ずあると思います。

認知と行動を変える

認知行動療法は、自分のストレス問題に対する

認知(考え方)と行動を変えることで、自己変容を促す療法です。

では、ストレス問題に対する「認知」と「行動」とは??

例えば、「職場の同僚に毎日、後輩の愚痴を聞かされる。」

というストレス状況があったとします。

このとき、頭にパッと思い浮かぶ自動思考が「認知」です。

自動思考とは?
https://blogs.yahoo.co.jp/n_harikyu/72830660.html

「あぁまた今日もか、もう勘弁してほしい。」

「もうこの人の話には付き合っていられない。」

「私じゃなくて、別の人に相談してよ」

などが、自動思考にあたります。

では、その状況に直面した、人がとった行動をみてみると・・・

笑顔で「どうしたの?」と答える

下を向いて顔を見ないようにする。

なるべくその人には近づかないようにする。

などの行動をとっていることがわかります。

この状況は「同僚の愚痴を聞かされる」という、解決できる問題と考えられるため、

自分の「行動」を変えてみることにしました。

つづく・・・

認知行動療法について

認知行動療法(Congnitive Behaviorral Therapy;CBT)とは・・・?

ストレスの問題を「認知」と「行動」の側面から、自己解決していく方法。

うつ病、パニック障害、不安障害などの精神疾患の治療方法としても知られています。

認知行動療法は、その名の通り

ストレス問題に対する、認知(考えかた)と行動を変容させることで、

自己変容を促す療法です。

ストレス問題には、

1.解決できる問題(結果を変えられる)

2.解決できない問題(結果を変えられない)

があります。

解決できる問題の場合は、自分自身の「行動」を変えることができます。

解決できなければ、問題に対する認知(考え方)を変える必要があります。

つづく・・・

ストレスを客観化してみる

日々、ストレスを感じることはたくさんありますが、

「ストレスってなんだろう?」と考えたことはありますか?

「職場の上司が口うるさくてストレス」

「仕事が山積みでなにからやっていいかわからずストレス」

「彼氏に振られたストレスでやけ酒をした」

いろいろありますが、ストレスを大きく分けると

1.ストレス状況

2.ストレス反応

に分けることができます。

ストレス状況は、まさにストレスを感じている今の環境のことです。

「職場の上司がうるさい」「仕事が山積み」などです。

ストレス反応は、ストレス状況によって表れた、自分個人の反応です。

「やけ酒をした」「カラオケにいって発散した」などです。

ストレスを客観化するためには

まず、自分自身でストレス状況とストレス反応を振り返り、

紙に書くところから始めます。

つづく・・・

内なる声に気づく

不安は、いつ誰にでも起こる感情ですが、

不安を感じてもうまく対処できる人と、そうでない人がいます。

その違いどこからくるのでしょうか?

「自動思考」と「スキーマ」について

ある出来事に対してパッと思い浮かぶ考えを「自動思考」といいます。

例えば、休日の朝、「今日はいい天気だな、どこかに出かけようかな。」

待ち合わせギリギリの時間に、「この信号を逃すと間に合わない、走らなくちゃ!」

など・・・

「今の気持ちを言葉にしてください。」

といったときに出てくるものが「自動思考」といえます。

「自動思考」は“浅い思考”であり、

一日の中で何回も、頭に思い浮かんでは消えを繰り返す考えのことです。

反対に意識にのぼらない、より深いレベルにある思考を「スキーマ」といいます。

待ち合わせに遅れそうになっている人に「なんで走るんですか?」と聞いたら

「遅れそうなんだから走るのは当たり前でしょ!?」と言われるのは当然ですが、

これは無意識的に、「遅刻はいけないことだ!」「遅刻したら怒られるかもしれない!」

という深いレベルの思考「スキーマ」があります。

スキーマはその人にとって、当たり前の「価値観」や「信念」と言えます。

つづく・・・

不安について 2

顔に表れる不安は、表情だけではありません。

「まばたきの回数」は不安と関連しています。

まばたきにはドーパミンが関係していると考えられています。

不安が強い場合、ドーパミンの分泌は過剰になり、まばたきの回数は増加します。

ドーパミンの分泌が低下するパーキンソン病では、反対にまばたきは減少し、

表情に乏しくなります。

不安が強い場合の身体所見のまとめ

・まばたきの回数
・高血圧、頻脈、手指の冷え、発汗
・目を細める、目をこする、眉間にシワを寄せる
・下唇を噛む、歯を食いしばる
・ため息が多い

患者さんから不安感について話されることは多くありません。

治療者は、患者さんの表情や仕草などから、不安を感じ取れるスキルが必要です。

魂を動かすとは

昨夜は親しくしている医師、高橋徳先生主催のセミナーがあった

演者は町田宋鳳(僧侶・広島大学名誉教授)

演題:「死者の魂は生きている」

人は身体・気・魂から成り立っている

表層意識(自我)

真意識(魂)

人はだれしも穢れのない真意識(魂)を持って生まれ

身体・気が絶えて死んでも魂は残り

輪廻転生を経て別の身体・気をもつ人に受け継がれる

俗社会に生きていると穢れのある表層意識(自我)に覆われて

真意識(魂)の存在を忘れていると

身体と心を治しても解決できない病

それには魂のありようと密接にかかわっているからだと

藤本蓮風先生も説いている

講演を主宰された高橋徳医師は

魂と身体の関わりを「魂と身体を繋ぐもの」の講演の中で語っていた

病と深く関わった人が共通して「身体と魂」を意識し

大衆に語り始めていることは注目に値する

気の病にならないために

よく「先生はいつも元気で病気知らずでしょう?」とよく言われる

人生60年も生きていればアラ探しをすればボロはいくらでも出ますよ

(これは西洋医学的な検査を受けた結果のこと)

西洋医学的な病名をつければ2つや3つはあるでしょう

ところが、命にかかわらなければこのことを”気にするか否か”

自分はあまり気にしないで今まで生きてきた

だから病気知らずで元気に仕事をしているように見えるのかも

事実ケガ以外で仕事を休んだことは28年間一度もないのがささやかな自慢

日頃から鍼治療を欠かさず受けていることは言うまでもないが・・・

いつもマイナス思考に陥りやすい方に

病気があっても気の持ちようで何とかなるし

そういった考えでいると鍼灸治療もとてもよく効き

自然治癒力を大いに促すことを知ってほしい

http://www.n*-acp.com

エニアグラムの結果

院内で実施した性格行動分析テスト「エニアグラム」の結果発表

院長は

【タイプ3】達成する人

スタッフは

【タイプ8】挑戦する人が1名

【タイプ2】助ける人が1名

【タイプ9】平和を好む人が4名

リスクや挑戦を恐れない院長が

平和を好む穏やかなスタッフに支えられているという

バランスの良い人間関係ができていることが客観的にも証明され

この心理テストの信頼性が確認できた

エニアグラム

リソ&ハドソン式エニアグラム性格タイプ診断テストは

心理統計学を用いたテストとして世界的にも評価されている

144項目の質問票に答えることによって導き出される

9つの性格タイプにより自己分析し

対人関係においても、性格の違いからくるすれ違いや

葛藤に留まるのではなく、お互いを活かし合い

共に成長していくための助けになる心理学的な評価システムで

社内の円滑な人間関係の為にも有用なので

人材活用に企業でも取り入れているそうだ

今日の勉強会は全員でエニアグラムテストをして

スタッフの性格分類をしてみよう