自律神経失調症(軽度のうつ状態)改善

≪院長の症例≫

30代女性

主訴:やる気が出ない、寝つきが悪い、頭痛、肩こり、腰痛、胃痛

現症:X-1年主訴発症、心療内科受診し自律神経失調症の診断

ロラゼパム0.5㎎(抗不安薬)処方され自律神経症状は落ち着いていたが

昨年末に内服を中断してから、やる気が出なく、寝つきも悪くなり、不定愁訴も増える

漢方薬局で桂枝茯苓丸か薏苡仁と当帰建中湯をブレンドして内服中

弁証:心肝気鬱、瘀血証

処置:30mm1番鍼で右肝兪10分置鍼

週に1回の治療頻度で、以後足臨泣、三陰交、太衝、神道などを1穴のみ選穴10~20分置鍼

経過:8回の鍼灸治療で体調よくなり、主訴のほとんどは改善、消失

評価:「気分についての質問表」

   初診時16点(軽度のうつ状態)

   2カ月後 4点(うつではない状態)

考察:漢方薬の主治目的と一致した鍼灸の弁証治法によって

   鍼灸、漢方の治療効果が高まったと考える

   ロラゼパム(抗不安薬)の中断によるリバウンドも解消し、軽度のうつ状態も改善した