刺絡

刺絡(しらく)とは皮膚の表面から少量の出血させる治療法である

井穴(せいけつ)という手足の指先のツボからする刺絡は多くは

清熱の目的である

例えば、喉の痛みに対して

母指の少商というツボから刺絡をすると速効性がある

このツボは応用がきくので、上眼瞼のものもらい、結膜下出血、など

にも速効性がある

効果の判定は出血する血液の色が赤黒くなっていれば、

熱を冷ますことができたことになる

刺絡という治療法は二千年以上前の中国の古典に記載があり

今でもよく使われていることは今更ながら驚くべき事実である