お腹は小宇宙

東洋医学では腹部を一つの小宇宙と考える

お臍は北極星に相当する

北極星を中心として体の上下左右の気のアンバランスをみるのである

北極星(お臍)は動かないが、周囲の穴所に”邪”という

腹部の緊張がみられる場合がある

この緊張の上下左右の微妙な差をとらまえて鍼をすると

慢性の症状が劇的に改善する

20代前半の女性で一ヶ月前から左の喉の痛みと

嗄声(させい)という声のかすれが治らないという

腹診をすると、お臍の左上に”邪”が認められた

左滑肉門に鍼を置いた

1~2時間もすると以前の美声を取り戻した

笑顔もついでに取り戻した

お互い至福の瞬間である