一本の鍼に心を込める

皮膚を羽毛で撫でるように触診する

指先の感覚を研ぎ澄ますと

鍼を打つべきツボが見えてくる

そっと一本の鍼を打つ

脈や舌の変化を確かめる

患者さんの表情や気色の

良好な変化を確かめる

良い治療をするためには

常に五感を研ぎ澄ます鍛錬が求められる