エントリー - nagaoka

蓮風の玉手箱

師匠の藤本蓮風先生と各界有識者との対談 「蓮風の玉手箱」が好評なので改めてご紹介したい 産経新聞関西の電子版に毎週週末に更新されている 3人目のお相手は 九州大学大学院医学研究院(麻酔・蘇生学分野)の外須美夫教授 西洋医 […]

冬至と陰陽

今年の冬至は12月22日 北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日で 太陽の出る時間が一年で最も短くなり 次の日からは徐々に長くなる ”陰極まって陽に転じる時期である” 古代は日時計によって天地の陰陽の動きを観察し […]

内弟子採用

藤本蓮風先生の漢祥院の内弟子に ウチの勉強会のメンバーが採用された 3年間住み込み蓮風先生の臨床をみっちり勉強できる またとない機会を見事に射止めた、あっぱれである 私が見込んで蓮風先生に推薦した好青年 3年間の修業を全 […]

口唇癌Ope後顔面神経麻痺の症例

60代♀ 右口唇癌の摘出で口角や舌の右を切除した後に 左の顔面神経麻痺を発症した 左右の気の偏りを整える鍼を続けた結果 舌の状態は著しく改善 顔面神経麻痺は治癒 執刀医は診察のたびに麻痺が改善して顔の歪みの改善に驚かれる […]

季節と五臓と脈

≪黄帝内経・素問≫陰陽別論篇 第七 第一章 中国古代医学の基底には生気気象学がある すなわち五臓はそれぞれ特定の季節に機能亢進を起こし 特徴òU的な脈状を示す 春は肝の機能が旺盛となり脈は弦脈を示す 夏は心、脈は鈎または […]

植物における陰陽の法則

≪黄帝内経・素問≫陰陽離合論篇 第六 第一章 第三節 宇宙の構成を考えると 天は円蓋のごとく地を覆い 地は平方に広がり万物をのせている その地上に今まさに万物(この場合は植物の芽)は発生しようとしている 根茎として未だ地 […]

地上における陰陽の法則

≪黄帝内経・素問≫陰陽離合論篇  第六 第1章 第2節 地上に於ける陰陽は太陽の運行によって生ずる 日本人にとっては、太陽が北半球上にある時に陽であり 南半球にある時に陰である 故に陰陽とは地上における太陽エネルギーの存 […]

冬の感染性胃腸炎

冬に多発する急性胃腸炎は 激しい嘔吐、下痢を主症とする感染性の胃腸炎で 一般に胃腸風邪等と呼ばれているが 主にノロウイルス・ロタウイルスの経口感染によって発病する 素体として脾(消化吸収の機能)が弱い”脾虚”が見られると […]

スポーツ選手の風邪の予防

二四節気の大雪を過ぎ 今日は北西の季節風が強く体感温度もとても寒く感じた 表寒証の風邪の患者さんが多い 左右の外関、風門、印堂、しん会等の左右差、寒熱を 老宮(手掌の中心)で触診する この時期スポーツで発汗する人は要注意 […]

空間論による治療の考察

今日の院内勉強会は 空間論による痛みの治療の考察 北辰会では痛みを伴う運動器疾患を次のように分類している 1)経絡・経筋病 2)臓腑病から経絡へ伝播したもの 3)臓腑病そのものによって病むもの 4)痹証 1)~2)は早く […]