エントリー - nagaoka

滑肉門著効

臍の上方1寸から外側2寸 “滑肉門”という経穴がある 空間論による体の歪を整えるのによく用いる 時に驚くような効果を見せる経穴でもある 40代♀ 主訴 中学校の時からの分離辷り症による腰痛 慢性的 […]

発達障害の治療

2歳の男の子 言葉が遅く、運動機能も発育が遅いと心配していたが 驚くことに小児鍼を2回治療してから言葉が明瞭になり 語彙も増えてきたと喜ばれる 小児の反応の良さはこちらも驚かされることも多い http://www.bn- […]

副鼻腔炎

副鼻腔炎の患者さんが最近多い ちょっとした風邪から続発する事が多い 風邪をひいた後に痰が絡み 痰を喀出すると色の濃く(黄色~緑色)粘り気がある 仰向けに寝たときに”後鼻漏”という、鼻汁が喉に流れる症状を伴い 痰が絡み、湿 […]

四気五味説

「四気」とは(温・涼・寒・熱) 「五味」とは(酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味) 私たちの食生活はこの「四気五味」によって成り立っている 白米は温涼乾熱の平(中間)だが 玄米は体を冷やす働きをする 体の冷えて弱い人がいつも玄 […]

自然界の陰陽

地上の水気が陽気(太陽の熱)によって熱せられて気化する 陽は上に上がる 上がっていくと今度は徐々に冷やされて陰に転嫁する 陽になって上がっていった極点が雲になる そして、雲から雨になって完全な陰の形をとって地上に降りてく […]

多発性関節炎による歩行困難の症例

67才♀ ‘10年12月、両肩関節の激痛発症 以降両下肢・膝関節の激痛で歩行困難に 消炎鎮痛剤や痛み止めの注射は無効 夜間痛により寝返りも困難な状態で来院 全身の関節が腫れて熱を持つ”熱痹”である 後谿・巨闕 […]

パーキンソン症候群の症例

パーキンソン氏病は中脳の黒質の神経細胞の異常により ドーパミンという神経伝達物質が生成されなくなる病気 脳の精査で診断されるが、 同じ症状でも脳内に異常が認められない場合 パーキンソン症候群と診断される 脳血管性パーキン […]

蓮風の玉手箱

師匠の藤本蓮風先生が 産経新聞大阪本社公式ニュースサイト http://www.sankei-kansai.com/cat541/ の中で”蓮風の玉手箱”というタイトルで有識者との対談を始めました 8月5日か […]

霜降

今日は旧暦二四節気の”霜降”(そうこう) ”寒露”に続いて霜が降りるころ、という意味で 東北地方や中部地方でも標高の高いところでは霜が降りるようになる しかし最近の日中の高温は異常である 朝晩もさほど冷え込みはない 最高 […]

術後の鍼治療

最近脊髄の手術の進歩は目覚ましく ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎辷り症等への 内視鏡による外科手術を受ける患者さんが増えている 鍼灸治療を第一選択された方が手術に至る症例はまれであるが 整形外科を受診し、痛みやしびれが強く […]