エントリー - nagaoka

頚肩こりの弁証

頚肩こりは初診患者さんの30%に見られるありふれた症状 しかし、原因は多岐にわたるので きちんと治すためには東洋医学的弁証論治が必要だ 【西洋医学による原因】 1・姿勢の不良 2・頚椎の異常(変形・アライメントの異常) […]

大寒とフキノトウ

今日は二四節気の”大寒” 一年で最も寒い時期 日本の南を次々と前線が通過してこの地方は冷たい雨になったが 内陸部では雪が降り続いている 冬至を過ぎてからは風が弱く天気の良い日は 太陽の陽気が高まっていることを実感する 気 […]

股関節痛に対する空間的処置

60代♂ 30年目から左股関節痛で胡坐をかけない 左パトリックテスト陽性 気滞とお血所見以外の臓腑の失調は認められないので 空間弁証をする 左(患側)帯脈に著明な緊張(邪)を認める 30mm3番鍼を左帯脈に横刺で10分間 […]

帯脈の臨床

昨日はスタッフ3人と大阪で北辰会の臨床コースの定例会があって参加した 午前は2時間体表観察の手技の復習 主に腹診・背候診のフェザータッチや 望診のトレーニングで診断基準を再確認した 東洋医学は検査数字に頼らない”匠の技の […]

日本鍼灸師会

私が常任理事を務める(社)愛知県鍼灸専門師会は (公益社団法人)日本鍼灸師会という全国組織の愛知県内唯一の承認団体である 日本鍼灸師会は鍼灸師の資質向上 保険取り扱いの円滑な運営のための厚労省との折衝 各種勉強会の開催 […]

妊娠しました!

不妊症の症例 28才♀ 婦人科で排卵誘発剤を内服、人工授精2回するが 結婚後3年間一度も妊娠せず 夫は検査で異常認めず 四診合参により”腎虚””気滞血お”と弁証 補腎と疏肝利気、駆お血の処置を始め11回目 2カ月後に産婦 […]

今年の花粉症対策

今朝の中日新聞「健康と医療」のページに 早くも花粉症の記事が掲載された 環境省によると今年の東日本の飛散量は 大量だった昨年と比べ20~40%と 大きく減少するという予測 しかし油断は禁物 東洋医学による花粉症の原因、分 […]

薬効たっぷりの春の七草

七草がゆに用いられる野草には、 無病息災を願う人々の思いがかなうような薬効がたっぷり含まれている せりは数少ない日本原産の緑黄色野菜で、セリ科の多年草 精気を養い血脈を整え、保温効果や高血圧予防に優れている なずなは別名 […]

小寒

今日は二四節気の”小寒” 陰暦で12月の節で、この日から寒に入り 寒さも本格的になる日である 小寒から節分までを”寒の内”という 正に寒さ本番を感じさせる低温が続いている 二四節気の内小寒から大寒(一月21日)は 現在の […]

メニエル病

メニエル病(メヌエル氏病・メニエール病等の呼称がある) 西洋医学的には 内耳の内リンパ水腫が病態である 内耳には音を聞く蝸牛と体の平衡に関係する前庭半規管がある 蝸牛はかたつむりのように管が渦巻いた構造をしており その中 […]