エントリー - nagaoka

結膜炎

  結膜炎を西洋医学で分類すると 1・細菌性結膜炎 :様々な細菌によって結膜炎を生じる。原因となっている細菌に有効   な抗生物質や抗菌剤の点眼液で、ウイルス性結膜炎に比べ、短期間に治癒しやすい。 2・ウイルス性結膜炎 […]

小青龍湯証

『小青龍湯証』は、傷寒に属して同時に水飲を兼ねた一種の病証で、 簡単にいえば「外寒内飲証」である 「傷寒論では」この病変を「傷寒、表解せず、心下水気あり」と概括している 「傷寒表解せず」とは、悪感、発熱、無汗、身疼痛など […]

麻黄湯証

麻黄湯の適応は「傷寒論には」 「太陽病、頭痛、発熱し、身疼し、腰痛し、骨節疼痛し、悪風し、汗無くして喘するものは、麻黄湯租 之を主る」と記述されています これにはインフルエンザのような(診断は医師にしてもらうこと)きつい […]

葛根湯証

よく風邪の初期には『葛根湯』と言われているが 風邪の初期症状でも様々、体質や病態によっては副作用が出る場合もある 『傷寒論』を参考にすると正しく処方ができるので解説したい 「太陽病、項背強ばり、汗なく、悪感するは、葛根湯 […]

雨水

昨日は旧暦二四節気で”雨水” 雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水となるとあるが 今日の名古屋の最低気温は氷が解けるどころか -2.5℃だった 今年の北陸や東北地方は豪雪となり さぞかしご苦労されていると思う 太平洋側は毎日 […]

蓮風鍼

当院では長年タフリー社のディスポ鍼を使っている 長さは15mm~60mm 太さは直径0.12mm~0.3mm 数種類の鍼を患者さんの体質、部位によって使い分ける 藤本蓮風先生がタフリー社に造らせた”蓮風鍼” この鍼は鍼先 […]

セカンドオピニオン

内科の医師からの紹介患者さん 70代♂ 主訴:歩行障害(小刻み歩行・すくみ足・同じ場所で方向転換ができない) 現病歴:上行大動脈瘤のOpe後より発症、徐々に悪化、パーキンソンは否定されている     整形外科のリハビリで […]

傷寒論とは

東洋医学の古典に『傷寒論』という重要な文献がある 西暦196~204年にかけて後漢の張仲景が著した どんな文献かと言うと 1・外感熱病の識別と治法を論じた専門書     所謂”風邪”の様々な病態(インフルエンザも含め)を […]

空間論講義

昨日は名大病院内の鶴友会館で (一社)愛知県鍼灸専門師会主催の研修会が開催され 第2講で90分の「空間論の痛みの治療」の講義をさせていただいた 研修会の予告が遅くなり30名の参加者であったが 参加者は皆勉強熱心な学生や臨 […]

頚肩部痛と空間論

鍼灸専門である当院では 肩こりが主訴でもかなり慢性化して重症か 頚椎の異常や、頚肩部の痛みを訴える症例が多い いわば市井の按摩さんで楽になるような方は来院されない 数年来の痛みや凝り不快感、頭痛やのぼせ耳鳴り眩暈を伴う複 […]