虚実について

≪黄帝内経・素問≫通評虚寛論篇 第二十八 第一章 虚実論

病変を起こしている局所の組織が硬くしこり

充実した状況を示す時、これを実と言う

邪気すなわち外来性の病原因子の侵襲力が強く

人体の反応力も強く

両者が激しく拮抗する時に起こる

局所の組織の緊張が低下し

軟化、陥凹など虚弱化した反応を示す時、これを虚と言う

精気すなわち人体の抵抗力が脱落した時は

邪気に一方的に侵害されてこの様な状態を引き起こす

鍼灸治療を始めるときに最も基本的な診断は”虚実”の判定である