季節の遅れ

今年の春の訪れは遅く桜の開花は例年より1~2週間遅れた

今日は久しぶりに汗ばむ陽気になり春本番を思わせた

≪黄帝内経・素問≫霊蘭秘典論篇 第八 第二章の六

季節の日時が至っているのに租の気候がやって来ない、これを遅れという

この時は、肝木の春が弱いと、肝木が脾土を制御できないので

長夏が盛んとなり、土克水によって、腎水の冬の気候が弱く、暖冬になる

このために腎水の冬は心火を克することができないので、夏の陽気が盛んになり

高温による病が生ずる。

そして、肝木が弱いので、これを克制する肺金の秋の気候が何時までも続いて

春の訪れが遅くなって寒い春となるのである

この様な状況を気迫すなわち前の気候が引き続いて切迫するという

少し難しい内容であるが四季の変調を理解し、治療に生かすのが東洋医学だ