お彼岸

昨日(3/21)は、春分の日でした。

今はちょうどお彼岸の時期ですので、お墓参りに行かれたかたも多いかと思います。

お彼岸はもともと仏教用語で、ご先祖様がいる世界を「彼岸」といいます。

また、今わたしたちのいる世界を「此岸」といい、「彼岸」は西に位置して、

「此岸」は東に位置すると言われています。

春分の日の前後は、太陽が真東から真西に沈むため、

「彼岸」と「此岸」が最も通じやすい日ということで

この時期に、ご先祖様にお参りする風習がついたそうです。

お彼岸にはおはぎを食べますが、小豆には「邪気を払う効果」があるといわれています。

この時期に小豆を食べることや、ご先祖様に感謝することは、

自然への祈りや感謝とも深く関わっています。

また、あずきにはビタミンB1、カリウム、食物繊維などが含まれるため

利尿作用、排便促進、血栓予防などの効果があります。

仏教や東洋医学の考えを生活に取り入れる風習はいまも残っています。

昔の人々の知恵や経験は大切にしたいですね。