人に優しい鍼灸医療

(公益社団)日本鍼灸師会の学術講演会60周年記念公演

関 隆志先生(東北大学大学院 先進漢方治療医学講座講師 医学博士)

御自分のクリニックで鍼灸と漢方をされてる医師です。以下はの講演の要約です

「私の原点。それは、医療は”あきない”だということです。患者さんを大切にしない医

療というのは成り立ちません」

「家の中にツララができている!?なんてこと・・・病院の診察室ではわかりっこな

い。患者さんが真ん中の医療とはそういうことです」

「鍼灸はまぜ人に優しいのか。ココロとカラダにふれあう鍼灸は、人と人をつないでくれ

る医療。だからこそ、人に優しいんだと思うのです」

「医学全体が統合医療に向かっているのは間違いありません。目的は勿論、患者さんの”

全体”を診るためです」

「鍼灸医療を活用した統合医療が日本にないのはおかしい。今こそ新しい日本の医療のモ

デルを、鍼灸を使うことによって提言できるのではないか」

こういった発言をされる医師が最近増えてきているのを実感する

西洋医学に偏った今迄の医療から、新しい医療の時代の潮流を感じる講演だった。