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逆流性食道炎

名古屋市緑区 M・H 57歳

新年早々 体調の不良からあちこちのお医者さんを渡り歩く生活が始まって一進一退を繰り返すうちに、突然夜中に胃酸の逆流が起こり飛び起きました。 それからの日々は夜寝るのが怖いくらい辛く何か良い方法は・・・とインターネットでこちらの鍼灸院を見つけました。 時間をかけての問診は自分の病歴や生活習慣を思いださせて頂きました。 先生の今まで逆流性食道炎の方をたくさん治してきましたからHさんも治りますよと心強い言葉にホッとしたのを覚えています。 気が上に上がっている事を指摘して頂き治療が進み、症状が改善し始めました。 気が付くと胃酸の逆流で枕を3つ重ねて寝ていたのが一つまた一つ外していました。 そして本来の病気と並行してこむら返り、花粉症、口内炎と私の不調のリクエスト(?)にいつも丁寧に対応して頂きました。 特にこむら返りは唹血が原因との事で施術後何十年ぶりかに足がホカホカして気持ちまで温かくなりました。 本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからもよろしくお願いします。

逆流性食道炎の症例

症例 50代 男性

主訴:胸焼け・吐き気・首肩の凝り・頭痛

現病歴:15年前に逆流性食道炎の診断。ストレス、疲れなどで増悪を繰り返す。

職場でトラブルがあった翌日から、吐き気や頭痛が出現。

病院で点滴、内服薬処方され症状落ち着くが、持続するので当院に来院

本症例の問題点:仕事のプロジェクトなどで多忙、家庭内環境に問題あり、

夕食は22:00過ぎにコンビニ弁当や菓子パンが多い

所見:舌に厚い苔(厚白膩苔)、滑脈、百会に熱感、心下~胃土の邪

弁証:脾胃湿熱、肝鬱化火

治法:清熱利湿、降気瀉火

治療;霊台 に0.20mm×15mmで10分置鍼

経過:一回の治療で主訴はほぼすべて消失、厚い苔や頭部の熱感などの体表観察所見も改善

2回の治療で完治とした。

症例について

逆流性食道炎は、胃酸の分泌が増え過ぎたために、胃や食道に炎症が起きた状態です。

東洋医学的には、脾胃にこもった熱が、気上逆とともに突き上げた状態と考えます。

患者は、日頃からコンビニ弁当や菓子パンなど脾胃に負担をかけていました。

そこにストレスなどが加わり、肝の気逆とともに、胃酸の逆流を起こしたと考えます。

「霊台」は肝の熱を冷ますとともに、黄帝内経の刺熱論編では、霊台は脾胃の熱は診る部位とされています。

このことから、脾胃と肝の熱を同時に冷ます「霊台」が著効したと考えます。

逆流性食道炎は増悪緩解を繰り返すので、食生活、ストレスの発散が重要です。

歯痛が原因の逆流性食道炎

リウマチ性多発筋痛症が鍼灸治療で治癒し

定期的なケアをしている患者さん

鍼治療で治っていた逆流性食道炎が再発したという

丁寧に問診してみると

歯科でブリッジの治療を受けてから

周囲の歯の痛みでご飯を食べても歯が痛いという

ブリッジを作った歯科ではこれ以上治療の方法がないと言われ

他の歯科で、もしかしたらブリッジが原因かもしれないと言われた

逆流性食道炎はストレスによる胃気の上逆が原因

根治には質の高い歯科治療が優先であることを

懇懇と説明し、ようやくもう一度歯科で診てもらうことに

不安そうな表情から察して突っ込んで問診した結果

漸く聞き出せた情報であった

気の小さい患者さんには最新の注意が必要

カフェインと胃炎

60代♀週に一度身体のケアで来院中の患者さん

最近胃のつかえや不快感を訴え

胃内視鏡検査の結果慢性胃炎と

胃酸過多を指摘される

飲食について伺うと

コーヒーを多い時で一日7~8杯飲んでいた

患者さんと相談してコーヒーの代わりにハーブティーにして

左内関の置鍼と、打鍼で主訴は緩解しつつある

カフェインの作用として

<適量摂取のメリット>

(1)眠気覚まし:カフェインは興奮剤の一種

(2)頭痛の緩和:一時的な血管収縮作用による

(3)筋肉疲労の回復:血液の改善の効果

<過剰摂取のデメリット>

(1)胃痛分泌の誘発:胃液の分泌を促す働きがあり胃を荒らすこともある

(2)貧血:鉄分や亜鉛などミネラルの吸収を阻害する性質がある

(3)睡眠の質の低下:興奮剤の一種であるため睡眠の質が低下することがある

 カフェインは適量の摂取は身体に良いが

 過剰摂取の弊害を忘れてはならない

 カフェインの感受性は個人差があるので一概に言えないが

 健康人で一日2~3杯まで

 カフェイン制限が必要な場合はコーヒー、緑茶は飲まない、が当院の基準だ

 

逆流性食道炎の食養生

逆流性食道炎の患者さんが多い

鍼治療はかなり有効で殆どの患者さんで有効、著効を示す

但し逆流性食道炎には当然食生活の見直しも必要で

ライフスタイル全体の見直しや改善の取り組みが必要

脂肪分の多い食材や油を多く使った物

アルコールの過剰摂取

炭酸飲料水

チョコレートやケーキなどの甘味料が多く使用されているもの

酢やオレンジジュースなどの柑橘系または香辛料など刺激が強いもの

紅茶/コーヒー/緑茶などのカフェインを含むもの

これらの食材たちは胃酸の産生・分泌を促し、胃を刺激するので控えめにする

症状の悪化や逆流を引き起こす可能性のある食材は人により異なることがあるので

過度の摂りすぎに注意する程度に留めていてほしい

そして患者さんのライフスタイルを見直すことが最も重要である

鍼灸治療の感想

患者さんより鍼灸治療の感想をいただいたのでご紹介する

逆流性食道炎・・・                名古屋市緑区 M・H 57歳

新年早々 体調の不良からあちこちのお医者さんを渡り歩く生活が始まって

一進一退を繰り返すうちに 突然夜中に胃酸の逆流が起こり飛び起きました 

それからの日々は夜寝るのが怖いくらい辛く 何か良い方法は・・・と

インターネットでこちらの鍼灸院を見つけました 

時間をかけての問診は自分の病歴や生活習慣を思いださせて頂きました 

先生の今まで逆流性食道炎の方をたくさん治してきましたからHさんも治りますよと

心強い言葉にホッとしたのを覚えています 

気が上に上がっている事を指摘して頂き 治療が進み 症状が改善し始めました 

気が付くと 胃酸の逆流で枕を3つ重ねて寝ていたのが 一つまた一つ外していました 

そして本来の病気と並行してこむら返り 花粉症 口内炎と私の不調のリクエスト(?)

にいつも丁寧に対応して頂きました 

特にこむら返りは唹血が原因との事で施術後何十年ぶりかに足がホカホカして 

気持ちまで温かくなりました 本当に感謝の気持ちでいっぱいです 

これからもよろしくお願いします

※院長コメント 初診時内服薬 ランプラゾールOD錠15㎎・レパミピド錠100㎎

        ガスモチン錠5㎎ その他の抗アレルギー剤全て中止

        現在六君子湯のみ内服 これも何れ必要がなくなる見込み                      

逆流性食道炎治癒

4月27日に報告した

逆流性食道炎の患者さん

経過は極めて良好

逆流性食道炎の治療薬は全て中止

六君子湯のみ内服中

食欲あり良く食べられる

自覚症状は消失

口内炎もできたがすぐに治癒

左内関の鍼と腹部打鍼で早期に治癒した症例

〔〕

逆流性食道炎著効

50代♀

1年前から胃酸が上がって喉がヒリヒリする

逆流性食道炎の診断

内服治療するも効果なく当院受診

来院時に仰臥位は上半身を上げてしか寝れない

舌:やや暗紅色、微黄苔、舌尖紅

脈:沈虚・胃の気あり

弁証:肝気犯胃

処置:左内関

初診時夜からよく眠れる

第2診で主訴緩解しはじめる

第4診でほぼ主訴消失,食欲亢進

上半身はフラットで眠れるようになる

逆流性食道炎で苦しんでいる多くの患者さんに

鍼灸治療の有効性を知って頂きたい

〔〕

逆流性食道炎

逆流性食道炎

【西洋医学的な解説】

逆流性食道炎は、強い酸性の胃液や、胃で消化される途中の食物が食道に逆流して、

そこにとどまるために、食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状を引き起こす

逆流性食道炎は、もともと日本人には少ない病気でしたが、食生活の変化などによって、

最近、診断される患者さんが増えている

【東洋医学による解説】

肝気犯胃:ストレスによって肝気が上逆し、胃を犯すと発症する

脈は浮弦脈、舌診は舌尖が紅、または紅刺

腹診は心下から胃土、肝の相火に邪が認められる事が多い

治法:平肝清胃

経穴:内関・公孫・太衝・行間など

この疾患には鍼灸治療がよく効くので知っていただきたい