フレイル予防その2

高齢になっても摂取カロリーはあまり減らないが

ぐっと減るのはタンパク質

めん類や口当たりの良い食べ物が多くなり

歯が悪いなどの様々な原因で

肉や魚を避ける傾向になる

大切なことはできるだけ自然の食品から

必要なカロリーとタンパク質を摂ること

肉や魚は100g中約25gがタンパク質なので

肉から25g、魚から25g、乳製品から25g摂取すれば合計75g

3食で一日100gの肉、100gの魚、100gの乳製品・大豆製品

あとは新鮮な野菜・良質な脂質・などを飽きないようにバリエーションを考えて

何より大切なことは”美味しく食べて”心の健康も保つこと

フレイル予防

このように放置しておくと要介護にもなりかねないフレイル

予防法はどうしたらよいのか

平均して70才代から活動量が減り

蛋白質の摂取量も減ることが多く

それが筋力の低下につながるので

①毎日の適度な運動(6000~8000歩の散歩)

②特に下肢の転倒予防の筋力アップのトレーニング

③痛みなどで不可能な場合は水中歩行

以下続く

フレイルとはその7

日本老年医学会では

①意図しない体重減少

②疲れやすいという自覚症状

③握力の低下

④歩行速度の低下

⑤身体の活動レベルの低下

これら5つのうち3つ以上を満たす場合に

フレイルと診断される

以下続く

フレイルとはその6

認知機能が低下すると

コミュニケーションの摂り方が分からないといった不安が増え

外出する機会が減る

そうすると、身体機能が衰え、転倒への不安が出てくる

外出して転倒したらとうしようという不安が閉じこもりにつながり

全体に悪い影響を及ぼしてしまうのが「フレイル」の特徴である

以下続く

フレイルとはその5

身体的フレイル、社会的フレイル、精神的フレイルの

3つが悪い作用を及ぼし合って

悪い方向にベクトルが進むと

要介護になってしまう

この「フレイル・サイクル」をどこかで止めなければならない

以下続く

http://www.n-acp.coom

フレイルとはその4

フレイルの特徴の一つは「可逆性」で

要介護になると元気な状態に戻るのはなかなか難しくなる

フレイルは原因となる疾患があれば

適切なマネジメントを行い

栄養改善や運動により足腰を鍛えて

元気な状態に戻る可能性を秘めている

以下続く

フレイルとはその3

活動性が低下して外出をしなくなり

他者とのコミュニケーションをとらなくなると

認知機能の低下つまり「精神的フレイル」にもつながる

精神的フレイルは元に戻る可能性を秘めている軽度認知症(MCI)

に身体的フレイルが合併して状態と考えられているが

定義はまだ確定していない

以下続く

フレイルとはその2

フレイルとは

「身体的フレイル」「精神的フレイル」「社会的フレイル」からなる

社会的フレイルは独居や経済的な問題により

社会との関係が希薄になり

栄養が悪くなったり、活動性が低下したりして

身体的フレイルになりやすいことを意味する

以下続く

フレイルとは

高齢者医療に不可欠な「フレイル」予防

フレイルとは世界でもまだ明確な定義がなされていないが

元気な状態と要介護状態の中間に位置する身体状態

加齢とともに生理的な臓気の予備機能が低下し

様々なストレスに対して脆弱性を示す状態をいう

日本老人医学会が’14年にプレリリースをし

高齢者医療に携わる多くの職種に「フレイル」の認識が

徐々に浸透してきている

以下続く

フレンツェル眼鏡

当院でよく遭遇するめまい

最も多いのは良性発作性頭位変換めまい症(BPPV)

この病気の診断には眼振の有無を調べる為に

フレンツェル眼鏡が欠かせない

当院ではこの度フレンツェル眼鏡を導入したので

今後はめまいの正しい診断と効果判定に活躍しそうだ