エントリー - nagaoka

舌診についてその1

舌診についてその1 当院では治療の前に毎回”舌診”をする 舌で何が判るか? 舌の表側(舌背)で色調を診る 赤みが強ければ”熱”傾向 赤みが薄ければ”寒”或いは”血虚”傾向 舌の苔の状態も重要 苔が多く湿っていれば”湿邪” […]

画像診断と東洋医学

画像診断と東洋医学 脊髄の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の患者さんはとても多い MRI検査を依頼して画像で確認することも必要である 椎間板ヘルニアは鍼灸治療が奏功することはブログですでに述べた MRI検査で椎間板の脱出が確 […]

高血圧症

京都のとある寺 高血圧症 10数年前から本態性高血圧症の60代♂ 降圧剤を内服しても血圧が下がらない 初診時には血圧200/90 肝鬱気滞に腎虚と診たてた 左太衝・左腎兪に鍼を置く 1週間後の治療後は 血圧168/96に […]

信仰するということ

アラユル宗教・宗派において 熱心に信仰することは 病気になった時に強い味方になる 病気と対峙し 自分と対峙し 考え、思いをめぐらし 信仰する神・仏に教えを請う 気持ちが前向きでプラス思考になることで 生気が増し邪気を払う […]

ストレスと舌診

ストレスと舌診 様々なストレスによって”気滞”が生じ 長引くと”気逆””肝陽上亢””肝火上炎”という 所謂「気が上に昇る」状態になる ゆえに舌の尖が赤みをおびる きつくなると、”紅刺”といいイチゴ状の赤い斑点が見られる […]

小児の風邪

龍安寺 筆者撮影 小児の風邪 中学生の♀ 38℃~39℃の発熱2日 37℃の微熱が2日 内科で風邪の診断、4日間内服治療 身体のだるさ頭重、痰、咳続く 風熱表証と診たて 右合谷7分置鍼 少商に刺絡 薬は中止 7時間後電話 […]

後谿穴の効果

飛騨の里  後谿穴の効果 心神不安、抑うつ、不眠、うつ病などの精神科疾患に 後谿(こうけい)という手のツボをよく使う 安神作用として非常に優れた効果がある 7月21日のブログに 23種の薬を処方されているうつ病患者さんの […]

矯正歯科との連携

スイセンの花 矯正歯科との連携 昨日解説した頭痛の原因が(西洋医学的に) 歯列の乱れによる噛み合わせの不良という事例は少なくない 歯列の乱れや、顎関節症が疑われた場合には 緑区のH矯正歯科医院に紹介状を書いている H矯正 […]

頭痛と中医学

頭痛と中医学 今夜は院内勉強会 主訴で多い「頭痛」をテーマとした 中医学による頭痛の弁証論治のトレーニングをした 頭痛を中医学により分類すると ヾ陵枉縊供Υ硫仂絮 肝腎陰虚 5し賣承 い血症 メ眤兊譱 多くはこの5種に分 […]

胃の気の診方

金閣寺の紅葉 筆者撮影 胃の気の診方 昨日解説した「胃の気」の続きです 臨床では「脈診」で胃の気をうかがう 末期がん患者、急性期の脳梗塞、心筋梗塞など 治療に耐えうる状態か否かの判断 予後不良か否かの判断 治療が適切か否 […]