アンチエイジング2

アンチエイジング2

「脳」の運動

脳は、多様な刺激を受けるからこそ健康を保てると言われています

一つの運動だけを行うのではなく、様々な運動を行うことによって

質の異なる刺激を脳に与えることが大切

「心臓・血管」の運動

心臓と血管の動きをよくするためには、ウオーキングやジョギング等の有酸素運動が適しています

運動するときに注意していただきたいことは、運動の強度と時間です

健康な人なら運動の強度は「心臓・血管」の運動という意味では、

呼吸が「ややきつい」と感じる程度がお勧めです

運動時間は少なくても15分以上、できれば30分~60分行えば理想ですが

足腰に病気を持っている人や、心肺機能に問題がある人は

「ゆっくり散歩」で40分程度、気の巡りを良くするような散歩が好ましい

「骨」の運動

体の骨で最も衰えやすいのは下肢の骨です

下肢の骨が衰えると、高齢者では転倒した時に骨折して寝たきりになるリスクが高まります

骨がカルシウムを吸収するためには骨に瞬間的に大きな力が加わることが必要です

下肢の骨を丈夫にするには、ウオーキングやジョギングよりもジャンプが効果的です

軽いジャンプは骨粗鬆症を予防します

※膝や脊椎の疾患がある方は控えてください

「筋肉」の運動

体を支えたり動かすための源は筋肉です

筋肉が衰えると、立つ、歩くといった日常生活に支障をきたします

加齢や運動不足でとくに衰えやすい脚筋を鍛える筋トレは必須です

その他に姿勢保持に必要な腹筋や背筋を鍛えましょう

眼球を動かす眼筋の衰えも防ぎましょう

【運動の偏りを避ける】

運動は栄養と似ています

一つだけの運動を行う「運動の偏食」では望ましい運動効果を得ることはできません

「老いない体をつくる」ためには、脳、心臓と血管、骨、筋肉を鍛える運動を組み合わせて

おこなうことが肝要です