エントリー - nagaoka

月と内経気象学その4

満月では攻撃性が高まり、犯罪発生率が有意に上昇することはよく知られている 同じく満月の時期に精神病の急患外来受診も有意に上昇する 特に月と地球の距離が近い時(近日点)と太陽と地球の影響も近い時に 新月や満月になると異常高 […]

月と内経気象学その3

月齢に応じた治療 治療するにあたって月齢を意識せずに治療をするなかれである 月の満ち欠けの状態を知り気血の状態を知らないで行うと 虚実・補瀉の大きな過ちを犯すことがあるので 常に意識し補瀉を決めるべきである 新月では気血 […]

月と内経気象学その2

《黄帝内経》「素門」八生神明論より抜粋 新月より月が生じ始めると気血は徐々に盛んになっていき 衛気もめぐりはじめる。満月になると気血は充実して 肌肉は気血により十分に養われ頑強となる 満月より月が欠け始めると肌肉は気血の […]

月と内経気象学

月の満ち欠けにより人の気血は盛衰するという考え方は 西洋にも古くからあった 2300年前の東洋医学の最古の医学≪書黄帝内経・素問・霊枢≫ での月と身体の相関関係を築いた内容はおそらく世界最古のものであろう 一見迷信のよう […]

鍼狂人の独り言

藤本蓮風先生は尊敬する師匠であり、私の健康管理の主治医でもある ブログ”鍼狂人の独り言”はライブドアのブログランキング「医療」部門で トップを独走中である 毎日素晴らしい写真と共につづられる洗練された言葉 芸術的ともいえ […]

大腸癌手術後の下肢の冷え

大腸癌手術後の下肢の冷え 60代♂ 3年前の大腸癌開腹手術後より右下腿の冷えを強く感じる Ope痕は臍から右に10cm横に横断 右肝腎経絡の不通と診たて 右大巨・右脾兪に鍼を置く 2日後再診で3年間続いた冷えは緩解 開腹 […]

上熱下寒

上熱下寒とは 16日の夕方から寒気が入って気温が下がっている 春陽の亢進するこの季節に寒気が入ると 下焦(下半身)が冷え 相対的に上焦(上半身)に熱が昇る これが上熱下寒の状態 舌尖が赤くなり、頭頂部の「百会」に熱を感じ […]

第3回研修会

(社)愛知県鍼灸専門師会が発足して3回目の研修会が昨日名大の鶴友会館で開催された 演題は 1・機能解剖学的診断に基づく鍼灸臨床   講師:山田 鑑照先生(鍼灸学博士) 2・眼科領域に専門化した鍼治療に何ができるのか    […]

鍼灸学会中止

(社)全日本鍼灸学会の全国大会の中止が決定した 今年は茨城県のつくば市の国際会議場で開催予定だったが 今回の大震災の影響で中止が決まった 今年で60回になる記念の学術大会であった 準備に奔走された開催県の関係者にとっては […]

失声症

失声症の症例 30代♀ 6年前強いストレスがきっかけで言葉がでなくなる 大学病院で「失声症」とし診断される 治療法はなく突然声がでなくなったり、でたりを繰り返す 2週間前から全く声がでなくなる 弁証は「肝鬱気滞」 治法は […]