エントリー - nagaoka

月経と東洋医学その2

小笠原の夕日 「素問」上古天真論より 「女子は七才にして腎気盛んなり、一四才にして天癸至り、 任脈通じ、月事以て時に下る、二一才にして腎気平均す 二八才にして筋骨堅く、髪の長極まり、身体は盛壮なり」とある つまり、2千年 […]

月経と東洋医学

女性は初潮から始まり 月経・妊娠・出産・閉経 というプロセスに伴う身体の変化が、 男性の身体と決定的に異なることは 今更いうまでもないが 東洋医学では二千年以上前に書かれた 医学書「黄帝内経」に詳細に記載がされている 月 […]

喘息完治

先週土曜日に2回目の治療をした 気管支喘息の中学生の女の子 3回目の来院 食後の咳は全く出なくなった 処置は右公孫に一本打っただけである 湿邪の停滞がなくなり、気の巡りがよくなった 完治である 内科的な治療には特に 一本 […]

胃の気

”胃の気”とは 患者さんが、先生胃の調子が悪くなって”うつ”になることがありますか?と尋ねられた とても良い質問なので解説をしたい 東洋医学でいう”気”にはさまざまな意味がある 先天的に持って生まれた気を”元気”という( […]

喘息

金沢21世紀美術館にて 喘息(気管支喘息)に鍼治療が有効なことはあまり知られていない 中学生の女の子 咳が止まらないので内科を受診して「喘息」の診断をうけた 抗生剤、気管支拡張剤などの投与をしても咳は止まらない 1時間か […]

内関

心窩部に邪(緊張)が出やすい患者さんに右の内関を使った 治療中に全身の力が抜け緊張が緩んだという 内関というツボは心包経という経絡にあり 気の乱れ(多くは気の上亢)に非常によく効く 右の内関に実の反応が出ている場合は、ス […]

刺絡

刺絡(しらく)とは皮膚の表面から少量の出血させる治療法である 井穴(せいけつ)という手足の指先のツボからする刺絡は多くは 清熱の目的である 例えば、喉の痛みに対して 母指の少商というツボから刺絡をすると速効性がある この […]

夏バテとは

                 夏バテしやすい舌の見本 そろそろ自称「夏バテ」患者さんが増えてきた 所謂「夏バテ」とは? 体がだるい、食欲がない・・・ 夏バテは暑さにバテるから? いやいや違います ほとんどが、冷飲過多 […]

お腹は小宇宙

東洋医学では腹部を一つの小宇宙と考える お臍は北極星に相当する 北極星を中心として体の上下左右の気のアンバランスをみるのである 北極星(お臍)は動かないが、周囲の穴所に”邪”という 腹部の緊張がみられる場合がある この緊 […]

学校教育

鍼灸師は独立開業権のある国家資格である 医療系の国家資格で開業権があるのは他に 医師・歯科医師・柔道整復師・マッサージ師・助産師だけであり カイロ・整体などは開業していても国家資格ではないのである このことはほとんど認知 […]