エントリー - nagaoka

暑邪には夏野菜

最近の暑さで体調を崩す人が多い 熱は頭の”百会”にこもって 頭頂部を触ると熱く感じるなら要注意 特に今週は頭痛の訴えが多かった 治療はとてもシンプル 足の肝経の原穴の太衝に瀉法か 頭頂部の百会に軽く補法 即効性があり頭頂 […]

患者さんに寄り添う

良く患者さんから言われること こんなに話を真剣に聞いてもらったことは今までになかったと カルテに記載する内容に縛られて事務的に聴取する問診ではなく 患者さんに寄り添った問診ができるようになること 問診だけで心を動かされ […]

患者さんの笑顔

内科医師からの紹介患者さん どこに行っても治らない慢性の下肢痛 初診の時から口元はへの字で眉間にしわがより 眼を見て話さない 2回の治療で大腿部の灼熱感を伴った痛みは治まった それでもへの字の口元は変わらず、アイコンタク […]

小児癲癇

小児の癲癇治療 3才女の子 静岡小児癲癇センターで治療中 小児鍼(銀古代鍼)を始め4ヶ月 月2回の発作がこの3カ月全くなくなった 主治医は減薬しているのにもかかわらず 発作がないのに驚かれている様子 小児癲癇の専門医がこ […]

初診の患者様へ

ただ今ご予約が大変込み合っております 初診の患者様の対応には丁寧な治療をするために 必要なお時間が2時間かかることもあって 午前、午後とも2名まで,一日4名までとさせていただいております 但し急性疾患につきましてはこの限 […]

往診依頼その2

昨日の往診依頼の患者さん 体表観察を丁寧にすると 圧迫骨折はなさそうで L3/4.4/5の腰椎椎間関節捻挫と診たてた 今日も往診に伺ったが 今日から寝起きができるようになり 歩行は前屈気味ではあるが可能 こんな時には安静 […]

往診依頼

10年来の患者さんが急性腰痛で動けない 往診依頼があり 診療終了した今から患者さん宅に向かいます 急性腰痛で動けなくても、自力で外来できるまでは3~4日 但し高齢者で圧迫骨折がない場合 かの患者さんは86才女性 腰椎叩打 […]

慢性胃炎は梅核気だった

胸のつかえが主訴の患者さん 以前内科で慢性胃炎と言われているので 胃が悪いと思って来院 よく調べると、胃の問題はない ”梅核気”という「気の停滞」が原因 後谿の一本で速やかに主訴は寛解 胃が悪いと思い込んでいたので 好き […]

肝鬱による手のしびれ

50代女性 主訴:両手のしびれ 現病歴:4ヶ月前から発症 総合病院整形外科で自分で「腱鞘炎かもしれない」というと 信じがたいが局注をされる 接骨院では問診も検査もなくいきなり頚肩部をマッサージを受け悪化 常時しびれが酷く […]

唾と痰の扱い

『養生訓』には「津液をば飲むべし、吐くべからず。痰をば吐くべし、のむべからず」 という大原則が書いてある 唾(唾液)は津液(しんえき)といい 唾液は臓腑から生成された大切な液体 だから唾を吐くという行為はマナーも許される […]