第29回日本在宅医療学会学術集会

はじめまして、長岡哲輝です。

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

11月3日、4日にパシフィコ横浜で行われた在宅医療学会に参加しました。

在宅医療学会は、主に在宅医療に関わる医師、看護師などが中心です。

今大会のテーマは「食べる楽しみを最期まで」

その中でも“食支援”というキーワードについてのディスカッションが盛んに行われました。

”食べること”について改めて考えるとてもよい機会になりました。

現在、日本の死因の第3位は”肺炎”です。その肺炎の中でも8割以上が”誤嚥性肺炎”が原因と言われています。

誤嚥性肺炎を一度発症すると、繰り返し肺炎を起こしてしまうことから、

口から食べることを諦めなくてはなりません。

胃ろうをつくったり、高カロリーの点滴などの”栄養管理”が必要になってしまします。

しかし、「最期まで口から食べたい!」という思いのある患者さんをどのように支えていくべきなのか?

これが”食支援”の大きな課題となっています。

「大好きな寿司が食べたい、お酒を飲みたい。」「妻の手作りカレーが食べたい。」

そんな願いをかなえるために、各地方では様々な取り組みが行われていました。

つづく・・・