第29回日本在宅医療学会学術集会 その2

各地域では、食を支える様々な取り組みが行われていました。

京都では、京都大学と老舗料亭、伝統工芸の専門家がコラボして「京滋摂食嚥下を考える会」を立ち上げました。

口から食べることが難しい「摂食嚥下障害」のかたでも、

美味しく安全に食べられるよう工夫された京料理や、漆器をつかった介護食器などを提供しています。

医療過疎地である香川県まんのう町では、町のお弁当屋さんや新聞屋さんが中心となったボランティア団体

「ことなみ未来食工房」を立ち上げ、買い物難民の方への配食や、見守り活動を行っています。

食支援は、決して医療従事者だけでは成り立ちません。

各分野の専門家、行政、地域住民など、あらゆる異業種との連携が必要です。

これを”多職種連携”といい、食支援の最も重要な課題のひとつです。

各地域の風土やライフスタイルに合わせた食支援のかたちを、まちぐるみで考えていく必要性を感じました。

名古屋市は他の地域と比べても”食支援”に関しては遅れをとっているのではないかと思います。

鍼灸師として、この地域で何ができるのか。

課題は多いですが、やらなければいけないことは山積みです!