人の生理機能の季節的変動

≪黄帝内経・素問≫診要脛終論篇 第16 第1章 第2節

正月、2月は孟春、仲春の季節である

天の陽気が広がり始め

日が少しづつ長くなり

冬の陰気が減り、陽気が回復してくる

地の陽気も動きだし

草木も芽生え、虫も眠りから目覚める

人の蔵では肝の動きが盛んとなる

人は自然の中に生まれ

自然とともに生きている

人の身体は自然界や四季の影響を常に受けていることを

2千年以上前の東洋医学最古の医学書≪黄帝内経≫に記述され

陰陽の循環、季節と五臓の関係が述べられている