院内勉強会

今夜は院内勉強会

テーマは肩関節疾患

外傷を伴わない肩関節疾患

1・肩関節周囲炎(五十肩)

2・肩峰下滑液包炎

3・上腕二頭筋長頭筋炎

4・石灰沈着性腱板炎

5・腱板炎

多くは上記疾患が殆ど

精査をあまり必要とせず鍼灸治療で寛解する疾患

診断と対応に慎重さが求められるのが

スポーツ傷害としての肩関節疾患

1・反復性肩関節脱臼

2・関節唇損傷

3・SLAP(上方関節唇)損傷

4・腱板損傷

5・ベネット病変

6・上腕二頭筋腱損傷

スポーツで発症したケガによるものや

使い過ぎや間違った練習法などで慢性化した疾患の場合は

レントゲン検査だけではなくMRI検査を早期に依頼することが必要

正確な診断と予後の推測、肩関節を休める期間の指示

練習再開のタイミング、再発防止策の検討等に慎重な対応が求められる

殆どのスポーツ傷害はコンディショニングと適切な鍼灸治療で改善するが

外科手術が検討される場合の医療連携についても準備が必要