院内勉強会

今夜は久しぶりの院内勉強会

新人スタッフの運動器疾患鑑別法トレーニング

今回は初診で最も多い疾患の「腰痛」

鍼灸適応疾患

1・椎間関節性腰痛(椎間関節捻挫・椎間関節症)

2・筋筋膜性腰痛

3・スプラングバック

4・変形性脊椎症

5・姿勢性腰痛

6・腰椎すべり症(分離症)

7・仙腸関節捻挫(機能障害)

8・腰部脊柱管狭窄症

9・腰椎椎間板ヘルニア

10・心因性腰痛

鍼灸相対的適応症

1・腰椎圧迫骨折

2・腰椎椎間板ヘルニア(重症例)

3・子宮内膜症

4・月経随伴症

5・遊走腎

6・尿路結石

7・感染性脊椎炎

絶対的不適応症

1・急性腎炎

2・腹部大動脈破裂・総腸骨動脈の閉塞性疾患

3・多発性骨髄腫・脊索腫・原発腫瘍

4・癌の腰椎転移

5・中心性腰椎椎間板ヘルニア

これだけの疾患を問診と徒手検査、触診である程度鑑別する必要がある

腰痛の原因疾患を思い浮かべながら問診を勧めていくこと

不適応と診たてたらその場で専門医に精査依頼の紹介状を渡すこと

こういった知識と備えをすることが、安心してかかれる鍼灸院として必須である