小児はり・タッチングの効果

昨日の小児はり学会での基調講演

明治国際医療大学特任教授 矢野 忠先生

小児はりの心地よい皮膚刺激により

様々なホルモンや生理活性物質が産生されることを学んだ

小児疳の虫、夜尿症、胃腸障害、睡眠障害等は勿論

てんかん、発達障害に於いても良い効果を表すことを我々は経験してきた

タッチングという手指や手掌で皮膚表面へのフェザータッチにより

オキシトシンというホルモンが分泌されることが解っている

オキシトシンは自閉症や発達障害の治療効果は勿論

良好な母子関係や人間関係を築く上でなくてはならないホルモンだそうだ

人間の皮膚のセンサーは脳神経と直結しているので

鍼やフェザータッチの皮膚刺激が

オキシトシン以外にも

様々な生理活性物質を産生することで

疾病治癒に有用であることが理解できた

小児はりの理論や様々な手技を見て体験し

多くの学びを得ることができた