痙攣性発声障害の症例

痙攣性発声障害(SD)

20代♀

主訴:声を出すと喉が締め付けられたり、会話が途切れ途切れになる

現病歴:7年前、カラオケで高い音が出にくくなり異変に気づく

    主訴は徐々に悪化、ボトックス注射受けるが変化なし

脈診:浮・緊・細

舌診:淡紅色・舌尖紅

弁病:梅核気

弁証:肝鬱気滞

処置:蓮風鍼3番で太衝に置鍼10分・第8診目から百会に置鍼20分

経過:第2診目から症状緩解、10診目からはほとんど症状発症しないので

   休んでいたパートを再開し、体の疲れはあるが主訴は発症しない

表情も明るくなり、治療中に笑顔も見られる。経過極めて良好