美味しくいただくということ

病気の治療に食養生はとても大切

我々は患者さんの陰陽・虚実・寒熱の体質によって

食養生を個別にアドバイスすることがある

料理研究家で有名な星澤幸子さんが

日本鍼灸師会の招きで講演をされた最後に

命をどのように愛しんで、活性化させれば、人生を華やかにさせられるのか?

という話をされた

それは、その人の生き方、考え方、食べ方次第で変わるのだと

人は食べ物が口に入った瞬間に「ああ美味しいな」と感じたものだけを

小腸から吸収できるという

だから、自分の感性や、食べたときの素朴な気持ち、味を大事にしていくことだと

豊かな自然と、四季折々に繊細な”旬”をいただけるこの国に生きることに

大きな喜びを感じて毎日の食事をいただきたいものです