平均寿命伸びる

2015年の日本人女性の平均寿命は87・05歳

男性は80・79歳で、いずれも過去最高を更新した

女性は香港に抜かれて4年ぶりの世界2位

男性は3位から4位に下がった

(厚生労働省が27日に発表した「簡易生命表」による)

男女ともがん、心疾患、脳血管疾患の「3大疾患」による死亡が減った

3大疾患で死亡する確率は女性が46・92%、男性が51・60%だった

三大疾患による死亡が減ったこと平均寿命を伸ばしたが

長寿世界一の座は香港に譲ったようだ

年賀状印刷始まる

今年も治療院で年賀状の印刷が始まった

患者さん500枚以上

仕事関係約170枚

自宅70枚

合計約800枚

個人の年賀状を減らしつつあるが

患者さんの年賀状は11月以降に来院があった方限定でも

年々増え続けているので結構大変

お名前、ご住所などの間違いをスタッフ皆でチェックして

失礼がないように心掛けている

医師の患者様が多い

最近医師・歯科医師の患者様が多い

東洋医学の臨床を経験していただくことで

鍼灸への理解が深まって頂ければ幸いである

医学部での東洋医学の講義はまだまだ少ないが

医師国家試験に出題されるようになると

東洋医学に注目する医学生も増えるのでは・・・

正しい舌診の為に

2年間通院している患者さん

いつもの舌の色は淡紅色、舌苔は薄白苔、舌腹も淡紅色、舌下静脈怒張なし

よく聞くと毎食後に歯磨きと舌苔を歯ブラシで掃除をしているとのこと

今日はいつもより微黄色の苔が厚い

昼食抜きでみえたので、食後の歯磨きと苔の掃除をしていなかったとのこと

「湿痰「¥」の影響を考慮して治療をすると

治療後に舌苔は薄くなった

初診の予約のお電話では

舌の状態を拝見するので

色のつく飲食はしないようにという注意とともに

舌苔を歯磨きなどで取らないようにというお願いをすることを

スタッフ全員で共有することが必要であると感じた

明日は”肝”の研修会

14日(水)午後は臨時休診

毎年恒例の”肝”の研修会

スタッフ10名+ゲスト2名参加

15年続く長岡治療院の恒例行事

しっかり勉強してきます!

照海の穴性

足少陰腎経の「照海」はとてもよく使う経穴

虚している側に2番~5番の1寸の鍼を

横刺で肝経の方向に向けて5分程度刺入

10分~30分の置針をする

どういった症状に使うかというと

腎陰虚証に対して補腎と陰液を補う処置が基本だが

心身が疲弊している状態を見事に回復させることを多く経験している

置鍼時間は最低20分~30分

緊張が緩み元気が出てくるのは治療を受けた患者さんが知っている

体が軽くなって、睡眠も深くなる

抑鬱状態も改善するので

心肝のバランスを整える作用もあるようだ

子供の先天的疾患には金の古代鍼で斜めに接触するだけで

癲癇・重症筋無力症・発達障害・夜尿症等々にとてもよく効く

受け身こそ最強の主体性その4

仏教では禅定が知恵を生み出すとされる

それは「戒」「定」「慧」という三つ(三学)の流れで

自分の生命エネルギーを一つの方向に向けるために

「戒」(禅を修め悪を防ぐ戒律)があり

その向った先で我をなくした状態である「定」(禅定=三昧)に入り

その無我の状態、私のいうものが全くほどけてしまった状態になった時に

最も素晴らしい「慧」(知慧)が発揮できるという理屈

これと同じ考え方が荘子においてもなされていたのです

健康診断の結果は100点!

昨日数年ぶりに健康診断を受けた

胸部レントゲン

心電図

肺機能

採血検査

尿検査

心臓・腹部エコー

結果は

画像検査すべて異常なし

血液検査殆ど異常なし

メタボなし

医師の意見は60才の年齢を考慮すると100点!

人の健康はこれだけの検査で評価できるものではないが

ここは素直に喜んでおこう

右手根管症候群に百会左

30代女性

右手掌の知覚鈍麻

手根管症候群

握力は患側13㎏

空間診で診たて

百会左に置鍼

患側大陵に熱があるので

知熱灸と銀古代を一瞬接触

右握力13㎏→20㎏

初診の治療で握力が7㎏UPすれば患者さんも納得

滑肉門の素晴らしい効果

50代女性(患者さんのご紹介)

慢性の副鼻腔炎(右上顎洞炎)による右頰部の痛み

抗生剤が無効

慢性の右頚肩部痛

慢性の右股関節痛

いつものように1時間の問診

10分間の体表観察

弁証:肝鬱気滞・腎虚証・右上の気の偏在

処置:右滑肉門の置針10分~20分

4回の通院で主訴は消失

滑肉門は上半身の気の偏りを治すツボであるが

肝鬱があり腎虚(生気の弱り)がある場合に使うと

バツグンに効く

この症例も見事に良く効き

全ての愁訴が一気にとれた

治効機序が理解できて選穴しているので

なんだかわからないけど治りました・・・ではないのだ