梅雨の養生法

今年の梅雨は低温で湿度が高い日が多いので
寒湿邪によって脾胃を弱らせる
この時期に冷たい水分を過剰摂取すると
湿困脾土となって胃腸の不調を来し
食欲不振、下痢や軟便、関節の痛み、浮腫みや
体のだるさなどの症状が多くなる
舌の苔がべどべとして厚くなっていたら
過食や飲み過ぎにご注意ください

今年の梅雨は低温で湿度が高い日が多いので
寒湿邪によって脾胃を弱らせる
この時期に冷たい水分を過剰摂取すると
湿困脾土となって胃腸の不調を来し
食欲不振、下痢や軟便、関節の痛み、浮腫みや
体のだるさなどの症状が多くなる
舌の苔がべどべとして厚くなっていたら
過食や飲み過ぎにご注意ください

国立社会保障・人口問題研究所によると
不妊治療や検査を経験した夫婦は6組に1組
日本産婦人科学会の調べでは
体外受精で生まれた子供は
10年前では75人に1人
今は27人に1人だ
NPO法人Fineがまとめたアンケート調査で
不妊治療の治療費の総額が
100万円以上かかった夫婦が55%に達した
500万円以上が4.6%もあった
高額な費用を理由に治療に躊躇したり延期した人は81%に達した
厚労省は不妊治療の助成金制度の大幅な見直しをした
(平成26年4月1日付)
詳細は以下のURLを参照
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11908000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Boshihokenka/0000039731.pdf
内容は43歳未満という条件が定められたのが注目される
政府は3月に妊娠・出産の知識を持つ国民の割合を
現在の3割から7割に高める目標を定めたが
義務教育の子供たちに性教育と合わせて妊娠適正年齢の知識を
高める必要に迫られている
不妊治療に多く携わる我々としても
少子高齢化社会において早急に着手すべき問題と考えている

下肢静脈瘤を伴う腰部脊柱管狭窄症は中高年の女性に多い
東洋医学では静脈瘤の太い怒張した静脈ではなく
細い糸屑のような毛細血管が表面に浮いて見える処注目する
そこには細絡という血液の滞りが認められることが多い
安静時の下肢症状の増悪があり細絡が認められれば
治療の第一選択は細絡からの刺絡(吸玉で血を抜く)
治療した日から下肢が劇的に軽くなって主訴は見事に軽減する
難治性のこむら返りにも大変有効

臨床を長くしていると
脊椎、脊髄疾患でMRI診断後に
即手術を勧められたという症例にでくわすことがある
椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・変形性脊椎症・頚髄症・頸椎後縦靭帯骨化症
その他悪性腫瘍を除く脊椎、脊髄の器質的疾患で外科手術が必要な症例はまれだ
多くの場合鍼灸治療で主訴は軽減し、苦痛は消失、しびれや痛みが寛解すれば
画像診断の結果は参考程度にすればよいと考えている
私と親しい良識ある医師の多くは外科手術には慎重だ
整形外科で診断すぐに手術を勧められた場合
暫く様子を見てみるか否かは患者さんが決めること

昨日は忙しい休日だった
午前中は(一社)愛知県鍼灸師会総会
引き続き本会で企画したスポーツ障害研修会
休む暇なく車で移動して午後から
N大学統合医療研究会
まず拙者の東洋医学会参加報告
他の関連学会の参加報告
その後は休む間もなく
ラウンドテーブルディスカッションが延々続いた
参加者全員の意欲と熱意はものすごく高く
ほぼ5時間5分のトイレ休憩だけ
次回は泊りでしますかというI医師の言葉が
冗談とは思えないほどの熱気に満ちた5時間だった

五臓の”肝”の機能のおさらい
肝は疏泄を主る
肝は血を貯蔵する
肝は筋を主る
目に開竅し、華は爪にある
50歳男性
主訴:肩関節・手関節・手指関節・頸部痛・前腕の痛みとしびれ
現病歴:15年前から発症、ゴルフの後に悪化酷いと歯ブラシを持てないほどになる
頸椎の変形で神経が触っていると整形外科では言われた
右肩関節・外転ROM100°・結滞動作不可
左肩関節・外転ROM90°・
頸椎回旋RL共ROM30°首が回らないので車の左右安全確認は目を動かしてする
弁証:気滞血瘀
処置:右肝兪に15分置鍼
経過:2回の治療ですべての関節可動域は正常、ゴルフも再開した
小関節の残存する痛みは銀の古代鍼の接触で消失
考察:肝は筋のみならず、靭帯、腱も主ると考えると
肝兪の一穴で全身の関節痛や関節硬縮が早期に寛解したことが理解できる
患者さんは「一本の鍼でどうしてこんなに動くのか?」と理解できない様子

禅に「主人公」という言葉がある
中国の瑞厳和尚という方が毎日
自分に「主人公、主人公、目覚めているか」
と呼びかけ「はい」と答えたというエピソードに由来する禅語
この主人公とは、脇役に対する主人公の意味ではなく
自分の置かれた環境の中で自分を最大限に没入させることができる人
つまり、自分の意志などという人為を埋没させ
状況に完全に浸りきれる人=主体的な人格という意味
次回に続く

荘子は、外側で起きる変化を全て受け容れられる柔軟性を持ってこそ
最も強い主体性が得られると説いた
変化を全て受け容れるには
あらゆる感情や判断、分別は邪魔になるので
そういうものも持たないことを勧めた
そんなことが可能なのかと思うが
じつは、この考え方には禅に大きな影響を与えている
次回に続く

「受け身こそ最強の主体性」
この主体性というものは、荘子の最大の関心事
人はどうすれば主体的でありうるのか
荘子が説く考えは全く逆説的で
完全に受け身に徹した時こそ
それが可能になるという
これはどういうことなのか
その極意を禅との比較を交えながら読み解いてみたい
以下次回に続く
http://www.n-acp/com

今日不妊で通院中のお二人の方の妊娠が確認され
喜びの一日となった
40才、挙児希望してから7年間一度も妊娠せず
鍼灸治療を始めて4ヶ月
補腎の鍼治療とタイミング法だけ
本日妊娠のご報告があった
37才、8年前に結婚されてから挙児希望するも妊娠せず
人工授精1回目で妊娠せず
暫く不妊治療を休んで
疏肝と補腎の鍼灸治療を4ヶ月
人工授精2回目で妊娠が確認され
本日妊娠のご報告があった
お二人とも本当に良かったですね
おめでとうございます!
これからは大切に赤ちゃんを育て
安産に向けて鍼灸で体調を整えましょう
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