当院における新型コロナウイルス対策

当院では感染予防対策を下記の通り実施しております。

  1. スタッフは毎朝出勤時に検温して体調チェックをしています。
  2. スタッフは施術前後の手指消毒を徹底しています。
  3. スタッフは常に不織布マスクを着用しています。
  4. 手が触れるドアノブ、ベッド周り、洗面所、トイレ、テーブル等を定期的に消毒しています。
  5. 患者様にはご来院時に検温させて頂いています。
  6. 37.5℃以上の場合はお身体の状態を診たうえで、施術ができない場合があります。
  7. 患者様にはご来院時には必ずマスク着用と手指消毒をお願いしています。
  8. 患者様ごとにベッドのシーツ、枕カバーのペーパーを交換しています。
  9. 施術室は個室又はそれぞれカーテンで仕切られています。
  10. 全ての施術室・待合室・問診室には換気扇が設置してあり、常時換気しています。
  11. 二酸化炭素濃度測定器を設置し、院内の二酸化炭素を800PPM以下に保っております。(厚労省推奨)
  12. 全ての窓を常に開けて院内全体に外気を取り入れて換気をしています。
  13. 予約制ですので待合室で長時間お待ちいただくことはありません。

鍼灸治療は心身のバランスを整え、免疫力を上げる効果が認められています。
安心して治療を受けていただくよう万全の配慮をしておりますので、
ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

脳梗塞による複視治癒

脳梗塞による複視が比較的短期間で治癒したので報告します。

患者:77才男性

主訴:今年9月突然右目で物が二重に見えるようになり、総合病院を受診、

   左脳脳梗塞の診断、内服治療を始めるも変化なく、

   眼科を受診、プリズム眼鏡によるリハビリ必要との診断

   10月2日当院に初診来院

脈診:中位で緩滑脈、舌診:舌腹暗紅、舌下静脈怒張

弁証:1時間の問診と体表観察所見により

   左気の偏在・お血症

処置:左承光・左三陰交に30分置鍼

症状指導:肉食中心の食生活なので、野菜を多く摂取するように指導。

経過:2ヶ月10回の施術でプリズム眼鏡が不要になり複視改善

    12回の鍼治療で複視消失。治癒とした。

考察:食養生と、空間診、お血へのアプローチが奏功したと考える

   脳梗塞後遺症の複視への鍼治療の可能性が明らかになった。

   

   

気管支喘息の鍼灸治療

寒暖差で体調不良の方が増えています。

寒暖差の影響を受けやすい疾患の中に気管支喘息があります。

東洋医学では「哮喘」といい以下のように分類しています。

【肝胆阻肺】

身体が冷えやすく、寒冷によって発作が誘発されます。

脈診:浮弦 舌診:舌苔白滑

治法:温肺散寒・化痰止哮

【熱痰阻肺】

身体に熱がこもりやすく、温暖によって発作が誘発され

冬の季節に日中の気温が上昇する日などに増悪します。

脈診:滑数 舌診:舌色紅・舌苔黄膩

治法:宣肺清熱・化痰止哮

【寒熱狭雑】

冷えと熱がどちらもある場合、上熱下寒の方に多い

脈診:浮緊数 舌診:舌苔黄白

治法:散寒清熱・宣肺化痰

【陽虚痰阻】

身体の冷えがきつく温める機能が低下した状態で、疲れやすい方

脈診:沈虚 舌診:舌苔淡泊、胖大

治法:温陽益気・降気化痰

【陰虚痰阻】

身体の陰液が不足し、熱がこもった状態の方に多い

脈診:細数 舌診:紅乾燥・無苔

治法:慈陰清熱・降気化痰

【気管支喘息に対する当院の治療方針】

①医師の診察(呼吸器内科)を受け

 内服薬や気管支拡張剤などの処方をうけていることが前提

②内服治療や気管支拡張剤の使用と並行して鍼灸治療を始める

③発作時ではなく、緩解期に鍼灸治療を開始し、体質改善により

 発作の頻度を少なくし、緩解に導くことが目標となります。

院内CO2濃度を測定した結果は?

新型コロナウイルス感染者数は

驚くほど少なくなりこのまま終息することを願うばかりです

さて当院では院内14か所の全ての窓を常時解放し

換気扇13台が常時稼働しています

厚労省は建物内でのCO2濃度は1000ppm以下が望ましいとしていますので

先日CO2センサーを導入し計測した結果

院内でのCO2(二酸化炭素)濃度は400~600PPMと安定しており

換気は十分されていることが証明されました

ちなみに自宅の寝室(10畳)で一晩締め切った状態で測定したところ

1800PPM!と驚くほどの高い値になりました

ご家庭でもまめな換気が必要ということですね

土曜日のご予約キャンセルについてのお願い

毎週土曜日は予約が大変込み合っております。

土曜日はキャンセル待ちの患者様も見えますので、

ご予約のキャンセル、変更の場合はできる限り前日までにご連絡をお願いいたします。

当日になって直前のキャンセルは極力お控えください。

何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

院長