エントリー - nagaoka

癌と鍼灸

昨日は大阪で北辰会エキスパートコースにスタッフ3人と参加してきた 漢祥院の間質性肺炎・気管支拡張症・喘息などの 難治性肺疾患4症例の貴重な経過報告と弁証論治・治法・病因病理の解説 連風先生から癌についての解説はピリピリし […]

漢方専門医との医療連携

西洋医学による精査が必要な場合は 医療連携している脳神経外科でMRI検査などを依頼しているが 漢方専門医との医療連携が手薄であった 最近本格的な漢方診療をされているクリニックを知り 漢方薬と鍼灸治療の併用を希望されている […]

湿邪にご注意

梅雨に入って湿気の多い日が続いている 雨の日に体がだるく重くなるのは湿邪による影響が多い 雨天や湿度が高くなると気血津液が停滞しやすくなる 但し気の停滞によっても体が重だるくなるので 湿邪と短絡的に決めることはできない […]

全科者

藤本連風先生がおれは全科者だと冗談をよく言われるが 当院も同様で 赤ちゃんからお年寄りまであらゆる年齢層 あらゆる疾患の患者さんが来院されるので自分も全科者だ 西洋医学の診療科の垣根を越えたところに 東洋医学の真髄をみる […]

混合診療におけるがんと鍼灸

昨日は福岡市で第1回統合医療支援セミナーを受講してきた 米国アリゾナ大学のDrワイル博士のフェローシップ2年間を終了した 織田聡先生による、鍼灸師を核とした”日本型統合医療”実現のための講義だ 1)統合医療概論 2)医師 […]

陰陽論

≪黄帝内経・素問≫「陰陽応象大論篇」 「すべてのものは陰陽から成り立つ、だから病気を治すのであれば 陰陽をよく弁えなさい」と書かれている 「己の限界は、鍼の限界ではない」ということを 肝に銘じて毎日の臨床に挑みたいと思っ […]

漢方薬の芳香

良薬は口に苦しというが 漢方薬は香りを嗅いだり、内服した味が良く感じることで 薬の適不適の判断として昔から言われていた 連風先生のブログには漢方薬の香りを嗅いだ後に 脈診が好転していれば薬は適合していると 判断ができると […]

治りますか?

ときに電話で問い合わせがあり 私の症状(病気)は治りますか? と質問されることがある 患者さんをまだ拝見していなくて 電話だけでは”治ります”とは言ってはいけない 臨床家の責任はとても重いものである 適応症であれば”良く […]

暑邪にご注意

ここ数日6月初旬としては記録的な暑さだ 経度の熱中症と思われる頭痛やだるさの訴えが多い 暑さは体にとって有害な邪気のひとつで”暑邪”という 暑ければ衣服を薄くし、夏の野菜を多めに摂取すること 百会・合谷・照海・などへの軽 […]

経絡経筋を整える

成長期のスポーツ障害 臓腑の問題がないことがほとんどなので 多くは痛みを感じる部位に関連した”経絡経筋病”と捉える 経絡の末端の要穴に鍼を軽く打つだけで 身体が自然に反応して痛みを緩和し 関節可動域が改善する 鍼治療によ […]