「名探偵のごとく!臨床推論って実はめっちゃ面白い」

今日、突然「膝が伸びないんです…」と高齢の女性が飛び込みで来院されました。


問診や検査をしても、これだ!という決定打が出ず…。

変形性膝関節症?半月板損傷?筋肉の拘縮?坐骨神経痛?それとも骨折…?と頭の中は推理モード全開。

夜にはスタッフみんなで症例ディスカッションを開催!


「膝の角度はどうだった?」「ここ筋肉も硬いんじゃない?」と、みんなの経験や知識をフル活用して、ああでもない、こうでもないと意見を出し合いました。


まるで名探偵チームのような盛り上がりでした。

ベテランになってくると、患者さんの話や動きから「たぶんこれだな」と、先に仮説を立てて情報を集める「演繹法(えんえきほう)」が得意になります。

逆に初心者は、いろんな情報を幅広く集めながら「これが原因かも」と予測する「帰納法(きのうほう)」が主流。

大事なのは、この2つを上手く使い分けて、患者さんの状態を多方面から見つめること。


これがまさに「臨床推論」の面白さ!

鍼灸でも、痛みの原因を探るときにこの推論力がめちゃくちゃ大事です。


ツボや経絡の選び方も、こうした分析があってこそ精度が上がるんです。

結局、治療はひとりの力じゃなく、みんなで考えるからこそベストな方法が見えてくるもの。


これからも、名探偵魂で患者さんの悩みを一緒に解決していきます!