頭痛研修会に参加

 
 
昨日は、名古屋平成医療看護専門学校で開催された
 
愛知県鍼灸師会が主催する「頭痛研修会」に参加しました。
 
 
「医療連携の知識と、頭痛の鍼治療」をメインテーマにした研修会です。
 
 
愛知県鍼灸師会では、地域の総合病院の神経内科との医療連携をはかっています。
 
現代医学では、難治性の頭痛患者に鍼灸治療を併用することで、
 
頭痛に悩む患者さんを一人でも多く助けることが目標です。
 
 
今回の研修会は、頭痛の医療連携に取り組む際の知識・技能・態度を学びました。
 
 
講師の、埼玉大学の菊池先生のお話で印象的だったのが、
 
「頭痛に悩む患者さんは、学校や仕事が頭痛により妨げられているため、社会的に孤立してしまう。」
 
「医療連携をはかり、医師の診断書があるだけでも、会社を休みやすくなったり、体調の悪いときの救いになる。」
 
慢性頭痛(慢性疼痛)患者の辛さはなかなか周囲には理解してもらえない現状があります。
 
 
慢性疼痛患者の心理社会的背景を理解した上で、患者の辛さによりそった診療が大切ですね。