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長岡治療院の新たなこころみ!

以前、ブログで紹介した「院内だより」が完成しました。
 
〜こころ・からだ・つながる〜
みんなの養生だより
 
 
A面B面仕様になっています。
 
A面は季節の養生について、
 
B面は、スタッフの顔が見えるコンテンツを揃えました。
 
 

 
院内で配布しています、ぜひお手にとってご覧ください!
 
次回は秋頃を予定してます。
 
次号は、患者さんの参加している活動や、取り組みを紹介するコーナーをつくれたらいいな〜
 
こんな面白い写真もってるぞ!みたいな方も募集中!!
 
 
くらしの養生だよりで、長岡治療院と、地域のみなさんがつながる。
 
そんな情報誌を目指して・・・

鍼灸院×コミュニティ×養生

ブログの更新が滞って、すみませんでした!
 
怠けていたわけではありません(笑)
 
 
実は、長岡治療院のあらたな試みとして、
 
「養生とくらしの情報誌」(仮タイトルです)
 
を発行する企画が、現在進行中。
 
その内容について、最近は頭を悩ませているところでした。
 
 
 
養生(ようじょう)というのは、
 
その名の通り、「生命を養う」という意味です。
 
「健康に向かって、こころとからだをよりよい状態にしていく」
 
ということですね。
 
そろそろ「コロナ疲れ」がでてきている患者さん、多くなってきました。
 
自分のからだは自分で守りたい。
 
そう思っているひと、たくさんいるとおもいます。
 
そんなあたなの日常に、「養生」という「あたらしい、日常」を加えてみませんか?
 
 
と、まぁこんなコンセプトです。
 
 
 
それだけでは、ちょっとカタイので
 
 
 
「地域とのつながり」をもうひとつの大きなテーマとしています。
 
患者さんのお店の取り組みを紹介したり、ボランティア活動やイベントについて宣伝してもらったり、
 
 
患者さんが、鍼灸院(情報誌)を通じて、地域の方々とつながる。
 
また、地域の方々が、情報誌を通じて鍼灸院とつながる。
 
 
そんなことができたらおもしろいな〜と思っています。
 
 
 
長岡治療院という「コミュニティ」が、
 
地域の「ハブ」となって、いろいろな場所や、人とをつなげる、
 
これをひとつの、コミュニティモデルとして、
 
地域の「持続可能な健康づくり」に関われたら・・・と
 
 
最近、あたまのなかで考えていることです。
 
漠然としてますが(笑)
 
かたちにできたらいいな〜
 
 
 
追記
 
今日、治療をうけていた患者さんと、そのお友達が治療院で待ち合わせしてました。
 
「ちょっと、ここで待たせてね〜」
 
「どうぞ、ごゆっくり〜」
 
そんな光景をみて、「あぁ、ここは立派な地域のコミュニティだな」と感じました。

「養生アプリ」を活用しよう!

 
そろそろコロナの影響で、心身ともに疲れている人が、増えてきている印象です。
 
そもそも、あなたは自分の不調に気づいていますか・・・?
 
からだとこころのバランスが崩れ始めると、いろいろなサインが現れます。
 
 
例えば、
 
睡眠が浅い、疲れが取れない、からだのどこかに凝りや痛みを感じる、
 
なんとなくだるい、気力が出ない、集中が続かない・・・
 
 
このような「なんとなく調子悪い」状態を、東洋医学では未病(みびょう)といいます。
 
未病は、病気ではありません。「病気の前段階」と言われています。
 
 
しかし、未病は気づきにくく、いつの間にか体がボロボロになったり
 
病気になってはじめて気づく人も多いです。
 
 
そこで、まず自分の体を正しく知ることはとても重要です。
 
ひとつの方法として、アプリを活用しましょう。
 
 
YOMOGI「ヨモギ短縮版」
https://basic.kenko1192.com
 
 
これは、いくつかの質問や簡単なテストに沿って
 
自分の体質を診断してくれるアプリです。
 
診断のあとは、具体的なセルフケアの方法まで説明があります。
 
 
このアプリを作成した、明治国際医療大学の伊藤和憲先生が運営している
 
Yojyo1192.com もおすすめです。
 
ぜひ、アプリと合わせて活用してください。
 
https://www.yojyo1192.com
 

オンライン座談会に参加しました。

 
新型コロナウイルスで、予定されていた4〜5月の勉強会や研修会はすべて延期。
 
わたくし、勉強会好きのためかなり残念 ・・・(泣)
 
 
そういった状況を踏まえて、Twitter上では「医クラ」がオンラインで集まり、
 
座談会や勉強会を開催している。
 
「医クラ」とは医療クラスターのことで
 
Twitter上で情報発信している、医師、看護師、薬剤師、PT、鍼灸師などの医療職種のことをいう。
 
じつは、私も医クラの端くれで、ほそぼそと情報発信しています。
 
よかったらフォローしてください。

@NTetsuki
 
 
 
今回私が参加したのは、これ。
 

 
「死生観」をテーマに、在宅に関わる鍼灸師と、鍼灸学生さんたちと
 
ゆるめに(?)意見交換をしました。
 
 

 
Zoomをつかって、こんな感じでやってます。(プライバシー上ぼかしてます。)
 
 
 
「死生観」ってムズカシイですね。
 
座談会のなかで、こんなお題がありました。
 
「もし余命1ヶ月と宣告されたら、残りの人生どう過ごす?」
 
全然ゆるくないですね(笑)
 
こんなヘビーな話を初めて出会った人と、しかもオンラインでするなんて
 
すごい時代になりました・・・
 
 
皆さんはどうでしょうか。
 
これは、2パターン分かれるでしょう。
 
1.自分のために時間をつかう
 
2.他人のために時間をつかう
 
 
「死生観」と言われると構えますが、要するにこういうことだと思います。
 
自分が大切にしてきたものや、価値観、人生観を振り返る時間ってなかなかないですよね〜
 
 
 
死生観でいうと、映画「最高の人生のみつけかた」は超オススメです。
 
洋画のほうです。
 
 
 
 
なんの話だっけ?笑

「リンクワーカー」光代さんの「おせっかい」

 
 
患者さんのなかには、いわゆる「リンクワーカー」と呼ばれるひとがいる。
 
「鍼灸ってしってる?」「あそこの長岡治療院ってとこおすすめよ。」
 
いろんなお友達にクチコミして、情報を拡散してくれるひとのことだ。
 
 
「リンクワーカー」はものすごい数の人脈をもっているので、
 
困っている人がいたら、その人にぴったりの提案やアドバイスをしてくれる。
 
 
 
こんな、事例があった。
 
 
夫に先立たれ、一人暮らしになったために、社会とのつながりが薄れてしまった悦子(仮名)さん。
 
ひと付き合いは苦手で、積極的に外にでていくタイプではなかった。
 
 
悦子さん唯一のつながりは、その地域で有名な「リンクワーカー」の光代(仮名)さん。
 
光代さんは、悦子さんに「マダム御用達の某ジム」を紹介したり、
 
折り紙教室に誘って、いろんなお友達を紹介したり。
 
悦子さんにとって、「リンクワーカー」の光代さんは憧れの存在だった。
 
 
じつは光代さん、当院の患者さんでもある。
 
鍼灸をとても気に入ってくれて、感謝のお手紙を下さった。
 
患者様からの喜びの声
https://ameblo.jp/n-harikyu/entry-12510996117.html
 
 
光代さんのお友達や、そのまたお友達、お友達の息子さん・・・と
 
紹介していただいた患者さんがどんどんリンクしていった。
 
そのなかの、ひとりが悦子さんだった。
 
 
いまは、コロナ禍でなかなかお友達とも会えず、すこし気分も落ち込み気味。
 
でも、「みなさん悦子さんのこと心配してますよ」と伝えると、
 
「本当ですか!?」と嬉しそうに、お友達のことを話してくれた。
 
いまも、週に1回欠かさず治療を受けに来てくれる。
 
「先生のところが、私の居場所になってます」という言葉がとても印象的だった。
 
 
 
ぼくは、光代さんや悦子さん、そのお友達の方々と出会って
 
鍼灸が「コミュニケーション」のきっかけになったり、
 
鍼灸院がひとつのコミュニティーとして、
 
「そのひとの居場所」になれることを、はじめて知った。
 
 
「ひととひとをつなぐ」きっかけをつくるのが、
 
いわゆる「リンクワーカー」で、言い換えれば「おせっかいおばさん」なのかもしれない。
 
 
だれかのおせっかいは、だれかの助けになって、
 
そしてまた、おせっかいの連鎖が生まれる。
 
その先には、その人なりの「生きがい」や「幸せ」を見つけられるかもしれない。
 
 
 
ときには、「鍼灸師」と「患者」いう肩書をいったんおろして、
 
「おせっかいおじさん」と「おせっかいおばさん」になって、
 
幸せのおっせかい連鎖(?)をつくっていけたらな〜と思う。

日本語っておもしろい

 
お昼休みにSNSをチェックしていると、こんな言葉が目にとまった。
 
「我慢」と「辛抱」の違い、わかりますか?
 
磯野貴理子さんが、朝の番組でその言葉について紹介した動画が話題になっている。
 
 
新型コロナでいつものように外出や、お買い物ができなくなった今、
 
大好きな石倉三郎さんの著書のなかに「忘れられない言葉がある。」と。
 
「我慢」っていうのは、どうしても「自分の欲」とか「我」が出てしまう。ずっとは続かないんだ。
 
でも、辛抱ならできる、ひとって。
 
辛抱ってのは「辛さを抱く」って書く。
 
だから、あなたの感じているその辛さを「ぎゅっと抱きしめればいい。」
 
「ぎゅっと抱きしめる・・・」
 
なんかできるきがしない?辛抱って。
 
「いまは辛抱、辛抱。うん。」
 
そう話す貴理子さんに、「心に響いた。」と、
 
松居直美さんは涙をながしていた。
 
ほんの数十秒の動画だったけど、もらい泣きしそうになった。
 
 
 
 
日本語は、漢字ひとつでまったく違ったイメージを想像できる。
 
たとえば、
 
災いや不幸を意味する「難」
 
「難が無い」ことを無難といい、「難が有る」ことを有り難いという。
 
 
うーん。
 
日本語っておもしろい。
 
 
今はこの困難を辛抱して、
 
いつか日常をありがたいと思えるように・・・

鍼灸院は医療を提供するプロフェショナル

愛知県は、4月10日に独自の緊急事態宣言を発出した。
 
緊急事態宣言に伴って「休業要請」を受ける施設や店舗が多くある。
 
 
一方、「生活に必要な施設」は従来どおり営業している。
 
その中には、当然「医療機関」が含まれている。
 
大学病院、クリニック、歯科医院、薬局など・・・
 
では、鍼灸院はどうなのだろう? そもそも医療機関なのだろうか?
 
正確な答えかどうか分からないが、自分なりにこの疑問を解釈してみた。
 
 
「日本標準職業分類」というものをご存知だろうか?
 
総務省HPより
https://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/shokgyou/kou_h21.htm
 
日本にあるたくさんの「職業」を大分類〜細分類にカテゴリーして、番号をつけている。
 
例えば「警察官」は、「保安の職業」のなかの「司法警察職員」に分類される。
 
この分類は、労働や雇用に関する政策、職業統計などに使用されている公的なものだ。
 

 
 
では、鍼灸師(はり師・きゅう師)はどうだろうか?
 
僕はこれをみて、とても腑に落ちた。
 
なぜなら、鍼灸師は「専門的・技術的職業」のなかの「保健医療従事者」であるからだ。
 
「国家資格」を有しており、その職種にしかない「専門的な技術を提供」することができる。
 
つまり、「医療を提供するプロフェッショナル」といことだ。
 
(その他とされているのは若干寂しいが・・・)
 

 
一方、国家資格を持たない整体院、カイロプラクティックなどは「保健医療サービス業」に含まれる。
 
整体、カイロプラクティック、エステなどのサービス業を否定するつもりは全くない。
 
しかし、「サービスなのか医療なのか」という線引は明確であるべきだと思う。
 
「医療を提供するプロフェッショナル」が勤務する施設は「医療施設」と呼んでいいだろう。
 
 
当然、医療施設として営業するからには感染予防対策を徹底して、
 
患者と治療者の安全を守ることが最優先であることは言うまでもない。
 
 
 
追記
 
東京都や大阪府は、「社会生活に必要な施設」として鍼灸院や整骨院を認めており、
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38112/00000000/taisyoshisetsu-list.pdf#search=%27施設の使用制限対象施設一覧+大阪府%27
 
全日本鍼灸師会は、厚生労働省から「休業要請の対象外」との報告があったことをホームページ上で公開している。
https://www.harikyu.or.jp/pdf/coronavirus_thinking2.pdf
 

「ソーシャルディスタンス」から今すべきことを考える

 
 
いま世界中で、感染拡大を防ぐために ”Sosial Distance”
 
「社会的距離の確保」が求められている。
 
 
小池知事が、群がってくる記者たちに、
 
「ソーシャルディスタンス」と言っていたのが印象的だった。
 
つまり、「他人との間隔を2m以上あけなさい。」ということだ。
 
 
でもなぜ、Sosial(社会的)なのだろう?
 
それにはコンサート、飲み会、宴会、など・・・
 
「社交イベント中止」の意味が含まれているからだ。
 
いわゆる3密(密集、密接、密閉)である。
 
※3密ではなく、集、近、閉(しゅうきんぺい)のほうが覚えやすい(笑)
 
 
こうした、”Sosial Distance”により、
 
毎日に刺激がなくなったり、楽しみが失われてしまう。
 
そうすると、不安になったり、怒りやフラストレーションがたまってくる。
 
孤独感を感じるひとも多いはずだ。
 
 
「では、今すべきことは?」
 
ここからは、ぼく個人的の意見です。
 
まず、家にいるときはTVは消したほうがいい。
 
もしみるなら、バラエティやお笑いのほうが気分が晴れる。
 
もし、コロナ情報が必要なら「厚生労働省」のホームページで確認すればいい。
 
ワイドショーは不安を煽るし、正しい情報かどうかもわからない。
 
 
そして、SNSを有効に活用したい。
 
ネットが普及した今、物理的にあつまらなくても、人と人との交流が可能になった。
 
LINEのグループ通話や、ZoomやSkypeは、離れていても複数人と会話できる。
 
これらを利用して、「オンライン飲み会*」なるものも登場しているそう。
*「たくのむ」 初期登録なしで、URLを送信すれば誰でも参加できる。https://tacnom.com
 
あえて手紙を書いたりするのもいいかもしれない。
 
 
「物理的距離があっても、ひととの心の繋がりを失わないように」
 
 
大変な状況ではあるけれど、自分なりの、「支え」と「楽しみ」をみつけて
 
ソーシャルディスタンスを徹底しよう。

「普通」ってありがたい

 
もうすぐ91歳を迎える患者さんに、言われた。
 
「普通ってありがたいわね。」
 
「戦争の時と比べると、空襲がないだけましよ。」
 
その方は、全身に痛みを抱えながらも、毎週治療に来てくれている。
 
「痛い、痛い。」と言いながらも、いつも笑顔で帰るおばあちゃん。
 
 
「うーん。」と声が出た。
 
 
私たちは、ウイルスによって当たりまえな「普通」を奪われてしまった、ように思う。
 
でも、それは違うんじゃないか?
 
安定した食料の供給はある、医療資源も整っている。
 
社会保障制度も整いつつある。
 
一歩ひいてみると、じつはこれだけの豊かさが日本にはある。
 
 
戦時中と比べることはできないけど、
 
その時代を生き抜いてきた人の言葉が「ずどーーん」と刺さった。
 
 
いま私たちに必要なのは悲観するわけでも、批判するわけでもない。
 
「難が有る」ことを、「有難い」と思える、
 
こころのありかた、ではないだろうか。

手作りマスク販売はじめました。

手作りマスク販売はじめました。日頃からお世話になっている、某H先生から手作りマスクを提供して頂きました!本日、15時に売り出したところ爆売れし、3時間後には即完売!抗菌加工や、サイズ感が選べる心遣いに感動。H先生のボランタリズムに感謝です🙏