花粉症と東洋医学

花粉症を東洋医学的に考えてみましょう。

春の花粉症は、気滞(スムーズに巡っていない)、気逆(のぼせ)の傾向があり、

内熱(体に熱がこもる)や内湿(体に水分が滞る)がある人に発症しやすいです。

気象学的には、花粉の飛散量だけでなく、気温の上昇率が高いことも重要です。

春になり気温が上昇すると、それに対応して人間の気も、上に昇りやすくなります。

気が昇るだけでなく、水分も一緒に持ち上げられると鼻水、くしゃみ、頭痛などの症状となります。

気が昇りやすい人は・・・

イライラする、PC作業が多い、カフェイン摂取過多、睡眠不足など、、

体に水分が停滞しやすい人は・・・

食べ過ぎ、飲み過ぎ、思い悩む、考え事が多い、甘いものが多いなど、、、

このような生活習慣を改善しないと花粉症の根本的な原因は解決されません。

抗ヒスタミン、抗ロイコトリエン、ステロイド点眼薬などは、症状を抑え込んでいるだけです。

つづく・・・