口蓋扁桃炎と脱毛症

多発性難治性円形脱毛症の症例

口蓋扁桃摘出Opeを受けてから脱毛が著明に改善した症例

9歳♂

多発性の円形脱毛症

鍼灸治療で一定の効果を上げていたが

アデノイドの摘出手術を受けた際に口蓋扁桃の癒着があり

口蓋扁桃摘出術も同時に受けることになった

執刀医は脱毛は口蓋扁桃による病巣感染と考えられるとの見解

病巣感染により腎炎や、掌蹠膿疱症も発症するリスクもあるとのこと

術後より脱毛は顕著に改善し、まつ毛も生えてきた

術前には皮膚科で予定していた皮膚を一時かぶれさせる処置を

当方のアドバイスで中止して、転院し

藤田保大の皮膚科医から喉の病気と脱毛の因果関係を指摘された結果

良好な経過をもたらしたという貴重な症例で

お母様からお礼のメールを頂き勉強させていただいた

中医学的に考えると

扁桃の炎症=肺熱→皮毛の熱による脱毛と考えることができる