COPD患者への鍼治療

鍼治療で慢性閉塞性肺疾患(CODP)

の息切れ及び酸素の状態を改善できるとの報告が

医学学術雑誌Archives of Intemal Medicine誌に掲載された

(Vol 172.No.11:2012)

明治国際医療大学鍼灸学部准教授の鈴木雅雄氏による研究で

鈴木氏らは息切れを有する軽症から最重症までのCODP患者26人

を対象に鍼治療を週に一度10週間おこない

息切れの評価を6分間歩行で行った

その結果、息切れスケールで4から2まで改善し

さらに動脈血酸素飽和度も88.5%から91.4%まで改善した

この結果から鍼治療には息切れを改善するばかりではなく

酸素の状態も改善する効果があることが分かった

COPD(慢性閉塞性肺疾患)患者への朗報となろう

※この記事は朝日新聞社発行のメディカル朝日に掲載された内容から引用